スタパ齋藤のコレに凝りました「コレ凝り!」
インナーバイザー付きヘルメットが快適♪
2018年5月23日 14:44
こんなヘルメットがあったのか! と思った7年前
2011年に何となく原付バイクに乗って「エンジンで走る二輪車もイイな~」と思いまして。それがきっかけで、二十数年ぶりにオートバイっていうかモーターサイクルに再度乗り始めたのが約7年前。リターンライダーですね。それ以降、継続的にバイクに乗っています。
モーターサイクルは楽しいですね~。そして現在はツーリングに好適な季節♪ なんですが、今回はバイクの話ではなく、ヘルメットの話です。
前述のとおり2011年頃からリターンライダーとなったわけですが、さあ走ろうとマトモなヘルメットを買いに行って驚きました。「えっ! ヘルメット内部にバイザーが内蔵されてるのか!」と。ヘルメット前方を覆う透明のシールドとは別に、その内側に出し入れ自由な日よけシールド的なものがあるんです。昔はこんなのなかった! とビックリ。
筆者が昔バイクに乗っていた頃(1980~1990年頃)には、確かこーゆーヘルメットはなかったと記憶していますが、もしかしたら昔からあった? 航空機のパイロットのヘルメットみたいに、外側に2重のシールドがあるようなヘルメットはあったような……!? ともあれ、昔は日よけのためにシールドをスモークなどにすると、夜暗くて走りにくいし……見やすさを取るか日よけ効果を取るかでシールド選びに迷いに迷ったという記憶があります。
それが現在では(と言っても約7年前には既にですが)、透明のシールド+サングラス的に使えるインナーバイザーの両方を搭載したヘルメットが! 素晴らしい! 実際使っても超便利! ということで、約7年前からインナーバイザー付きヘルメットにハマっている筆者なのでした。
インナーバイザーって、どう便利?
現在はインナーバイザー搭載ヘルメットが多数出ていて、けっこう人気があるようです。実際、使ってみるとホント便利! では、具体的にどう便利なのか?
それは一も二も無く「一瞬で眩しさを軽減できる」ということです。たとえば朝日とか夕日。太陽光が顔に当たると眩しいわけですが、「眩しい!」と感じたらヘルメット左横のレバーを操作するだけでバイザーが下り、サングラスをかけたような状態になります。レバー操作は一瞬ですので、一瞬でサングラスを装着できる感覚。
片手でシュッ。それだけでサングラスになるインナーバイザーが出たり入ったり。サングラスという観点で考えると、世の中で最も高速にて掛け外しできるサングラスがインナーバイザーかもしれません。……いや、跳ね上げ式のサングラス(本連載バックナンバー)のほうが速いかな?
ともあれ、バイクに乗っていると、あ~んがい多いんです、「うわっ眩しい!」と感じることが。坂を上りきったら、いきなり直射日光が目に直撃! とか。眩しさで周囲が見えずとても危険です。でもインナーバイザーがあれば、眩しいと思った直後にバイザーを降ろして眩しさを軽減できますので、かなり安全に走行できるようになります。
トンネルも快適。高速道路とかにアリガチですが、晴天下ではインナーバイザーを下げて眩しさを和らげ、トンネルに入る直前にインナーバイザーを格納。インナーバイザーを出し入れするだけで、トンネル内でも直射日光下でも適切な明るさの視界を保てるというわけです。
サングラスをかけたりスモークシールドを使っても、眩しさの軽減だけなら可能です。が、ヘルメットをかぶった状態ではサングラスの掛け外しはタイヘン。スモークシールドならカパッと上げて明るい視界を得られますが、風が顔に直撃。インナーバイザーにはそういう不都合がありません。
ただ、インナーバイザー内蔵ヘルメットは、普通のヘルメットよりも微妙に大きめ重めであることも。バイザー内蔵スペースや出し入れの機構があるからですね。
でも実際に使っていると、「うわ重い」とか「あ~デカい」と実感するほどではないように思います。フツーのもインナーバイザー内蔵のも、一般ユーザーが通勤通学ツーリングあたりに使うなら、大きさも重さも気にならないレベルだと思います。それ以上に、インナーバイザーの機能性からくるメリットのほうが遙かに大きいと感じられるでしょう。
あ、メガネを着用して走行する方の場合、インナーバイザーがメガネと干渉するかもしれません。メガネの大きさやヘルメットのかぶり方などにもよりますので、メガネを使われる方は干渉するかどうかを事前に試す必要があります。
インナーバイザー内蔵ヘルメット×3種のミニレビュー
筆者が使用中のインナーバイザー内蔵ヘルメットは3つあります。ていうか手持ちヘルメット総数が3つで、全てインナーバイザー内蔵タイプ。それぞれの使用感をちょっとレビューしてみましょう。
まずは7年前に買った筆者初のインナーバイザー内蔵ヘルメット。GIVIの「HPS X.07」という製品です。たぶんGIVI「X.07 COMFORT-J」(公式ページ)と同じモノだと思います。日本では既に在庫払底状態かもしれません。
上記のGIVI「HPS X.07」に細々した問題を感じて、2013年頃に買い増したのがSHOEIの「J-Cruise」(公式ページ)です。現在でもしっかり発売中。メーカー税別価格は4万4000円。デザインが施されたものはメーカー税別価格は5万1000円。
それからフルフェイスヘルメット。これもSHOEI製で、「GT-Air」(公式ページ)を使っています。メーカー税別価格は4万8000円。デザインが施されたものはメーカー税別価格は5万6000円。
という感じのインナーバイザー内蔵ヘルメット×3つ。どれもインナーバイザーの快適さや実用性がしっかりあってナイスなんですが、SHOEI製はヘルメットとしての使い心地もハイレベル。日本製ヘルメットすげぇ! とか改めて思ったりしております。
ともあれ、インナーバイザーはホントに便利。これからヘルメットを買おうとお考えなら、ぜひ一度インナーバイザー内蔵ヘルメットをお試しあれ♪