スタパ齋藤のコレに凝りました「コレ凝り!」
Ziplocとストローでスマホ防水!
食品真空保存パックでも実験!
2016年8月31日 06:00
定番のスマートフォン防水グッズ、Ziploc
スマートフォンなどの携帯端末を水気から守るグッズは多々ありますが、何だかんだ言って結局超便利なのが「Ziploc(ジップロック)」(公式製品情報ページはコチラ)ですな。Ziplocを防水グッズとして使う記事はコチラに書きましたが、Ziplocは基本的には食品用の保存袋なので、スマートフォンなどの防水はあくまでも自己責任下で行うことになります。けど、毎日毎日全国の主婦&主夫に使い込まれて鍛え上げられた品質なので、ワタクシなどはかなり安心しつつZiplocをスマートフォン防水用に活用しております。
まあ、専用の防水ケースなどと比べると若干使い勝手は劣りますが、一工夫するとさらに便利さが増したりもします。たとえばZiplocに端末を入れるとき、ストローで袋内の空気を抜きつつ端末を封入すると、操作性が上がったりします。具体的には、画面がよりハッキリ見えるようになったり、タッチ操作がスムーズになったり。指紋認証の認識率も高まったりします。
てなコトをしているワタクシですが、以前からヒッジョーに気になっていたモノがありました。食品保存用の真空パック袋です。これを使ってスマートフォンを封入したら、もっとシッカリと袋と端末が密着して、さらなる快適さが生まれるのでは! ……真空パック袋に端末を入れてみたい! 入れてみたいッ!!
そんな欲望が抑えきれなくなったので、実際に食品保存用の真空パック袋を使い、アレコレと凝りつつ実験してみました。ので、今回はその顛末をご報告~♪
端末を真空パック袋に入れてみたら……
試したのは、Amazonで購入した「スケーター 鮮度長持ち フードフレッシュバッグ 真空ポンプ付 真空パック FFB12S」(Amazonへのリンクはコチラ)と「フレッシュ&キープ 真空 フード ポンプ Aセット MK-2701」(Amazonへのリンクはコチラ)です。どちらも手動ポンプで袋の中の空気を抜き、食品の鮮度の低下を抑えつつ保存するという製品です。
スマートフォンの防水のために使ってみた結論から言うと、前者の「スケーター 鮮度長持ち フードフレッシュバッグ 真空ポンプ付 真空パック FFB12S」の方が空気を吸い出しやすくて実用的でした。「フレッシュ&キープ 真空 フード ポンプ Aセット MK-2701」は若干空気を抜きにくく、コツを掴まないとスムーズに使えない感じ。なので、以降は「スケーター 鮮度長持ち フードフレッシュバッグ 真空ポンプ付 真空パック FFB12S」を使って話を進めます。
注意
以下で行うことはあくまでも「実験」とお考えください。スマートフォンなどの端末を大気圧未満の負圧環境に置く実験です。スマートフォンなどは、負圧~真空での使用は想定されていないと思われます。また、端末を構成する部品の中には、負圧が加わったことで破損したり膨張したりするものがあるかもしれません。負圧を加えたことにより端末が使用不能になったり破裂したりする可能性がありますので、同様の実験を行いたいと考えるなら、これらの危険性を十分考慮したうえ、自己責任のもとで行ってください。さて、まずは、どんな感じで使うかを。端末を袋に入れてジッパーを閉じ、付属の手動ポンプで空気を抜いていきます。この袋、前述のように片面に水玉模様が入っていますので、端末を入れて空気を抜くとき、端末裏面のカメラやセンサーなどが水玉模様と重ならないように注意が必要です。
実験結果としては、予想どおり、イイです。指紋認証の通りもかなり良好ですし、画面の見やすさも操作のスムーズ感もとてもイイ感じです♪ ストローで袋の中の空気を抜いていたときとは次元が違います。
ただ、このタイプの食品保存袋って、デカいですな。また、ジッパー部分もかなりゴツいです。まあ、自宅の水回りで端末を使うというなら、それほど問題ないかもしれません。でも、このまま外に持ち出すと恥ずかしくて使えないレベルですな。
シーラーで溶着し、余分な部分をカットしたら……
実験ツイデに、余分なトコロをシーラーで溶着して、カットしてみましょう。シーラーはポリ袋などを溶かして封をする道具ですが、溶着部分がちゃんとつながれば、その内側は防水状態が保たれます。溶着して、不要な外側部分を切り落としちゃおう! というわけですな。
てな結果に。予想では、袋の素材がけっこー厚め硬めで頑丈だったので、手持ちのシーラーでシッカリ溶着できないかも? と思っていましたが、アッサリと溶着完了。実用レベルの防水性と携帯性となりました。
ただ、溶着&カットしちゃうと、ケーブル接続不能。充電できませんし、イヤホンもつなげません。Qiなどのワイヤレス充電を行い、イヤホンはBluetooth対応のものを使えばいいのかも。これに関しても追々実験してみたいと思いました。