スタパ齋藤のコレに凝りました「コレ凝り!」
折り畳み傘を鋭意携帯!
自転車に、山歩きに、バイクに、街中で、イロイロと有利♪
2016年8月24日 06:00

折り畳み傘に目覚める
2010年の夏、スポーツ自転車に乗って雨に降られたのがきっかけで、折り畳み傘に凝るようになりました。至極アッタリマエの話なんですが、折り畳み傘って、いつでも傘が使えて便利ですな。今回は「コレはイイな♪」と思って使っている折り畳み傘をいくつかご紹介したいと思います。
他にも何本か持っていますが、常用しているのは上の4本です。それぞれ用途に応じて使い分けています。以降、それぞれの折り畳み傘について書いてみます。
ロードバイクでゲリラ豪雨、マジでヤバい!
少々前述しましたが、2010年の夏にロードバイクでサイクリングコースを走っていたときです。完全に真夏な感じの日、快晴の空に突如、黒っぽい雨雲が沸き上がってきました。「あ、ゲリラ豪雨とか来るかも」と思ったので、帰宅することに。
しばらく走ると、さらに空が暗くなりつつ、少し冷たく心地良い風が吹いてきました。そしてポツリポツリと雨。「ヤバいな~雨だ」と帰途をさらに急ぎましたが、間もなく大降りに。
最初は「うひゃ~ビッショリだけど、むしろ涼しくて気持ちイイ~!」とか思っていたんですが、前が見にくいし滑りやすいしで、走り続けるにはビミョーに危険。小さなトンネルの中で雨宿りをしました。トンネル内は少し風が吹き抜け、体はビッショリでしたが涼しくてわりと爽快でした。
が、数分もすると体が急激に冷え、今度は寒くなってきました。また、ビミョーに腹痛を感じるようにも。幸い、短時間で雨が上がり、自宅へも近かったので、とくに問題なく帰宅できました。
ただ、よく考えてみると、雨宿りするようなものが何もなく、雨に打たれ続けたりしたら、ちょっとマジメに危険だなあ、と。荒川サイクリングロードの上流方面とか、逃げ込む施設とかずーっと無いエリアがあったりもしますしネ。
イロイロ考えた結果、コンパクトに携帯できる折り畳み傘を携帯して走ろうという結論に至りました。主にゲリラ豪雨対策。降水確率の高い日はそもそも走りませんので、不意の雨を防げればいいかなと。使い方としては、雨が降ってきたら走行を中止し、その場で傘をさして雨が止むのを待つ、みたいな。そのために短く折り畳める軽い折り畳み傘を買いました。
じつは折り畳み傘を使う前、ポンチョを携帯して濡れずに走って帰れるように……と思ったんですが、実際に試してみたら不快で走るどころではありませんでした。ポンチョの中で汗まみれ。ポンチョを着たまま立っていても、(自転車で走行した直後なので)暑くてやはり不快。涼しい季節にはいいかも、ですが、ポンチョなどの雨具は使いドコロが難しいですな。
折り畳み傘ですが、とても便利です。雨が降ってきたら自転車を止めて傘をさして雨宿り。それだけです。数十メートルの距離にトンネルや東屋があれば、傘をさしたままソコまで自転車を押して歩くのも現実的。体を濡らさずに済みますし、涼しくて快適です。
この折り畳み傘、これまで数度役立ちました。入間川サイクリングロードの川越付近で数度、それから荒川サイクリングロードの鴻巣近くでも。たまぁ~に役立つ程度の頻度ですが、突然の雨でも濡れずに済んで無問題なのはイイです。
奥多摩湖から青梅街道を下っていて急に雨に降られたときは「あ~折り畳み傘持っててよかった!」と痛感しました。奥多摩湖からの下りは、カーブも多くダンプも多く路面が荒れていたりし、さらにはカーブの途中に金属製の橋の継ぎ目があったりもしますので、ロードバイクで下っている途中に雨なんか降られると怖くて走れません。ワタクシの場合は立ち往生必至です。
でも折り畳み傘がありました。自転車に寄り添って傘をさしつつ多摩川を見下ろし「山の天気ってホント変わりやすいんだな~」などと、急な雨をやり過ごすことができました。……ただ、その後しばらく、濡れた路面をゆっくり走るのも怖かったわけですが。
山歩きでも折り畳み傘
このところは、サイクリングよりも専らハイキングをしているワタクシですが、そのときのためにも折り畳み傘を携帯しています。一度、山から駐車場へ戻る途中、小雨に降られました。そのとき「早く駐車場に行こう!」と軽く焦る自分に気づきつつ、軽く躓きつつ、「山歩きにも折り畳み傘が必要かも」と思い、携帯するようになりました。
この折り畳み傘が役立ったのは、まだ1度だけ。ハイキングなどをする場合、サイクリングに増して「降水確率が高い場合はヤメる」ことにしていますので、なかなか出番がありません。役立った一度も、パラパラパラッと数分降った通り雨のときだったので、まあ、傘をささずに濡れても大したことはなかったかも? とか思ったりして。
でもゲリラ豪雨などに対処できそうなのは、サイクリングと同様。折り畳み傘を携行していれば、急な雨に対して安心できてイイ感じです。ただ、雨の山中を行動する場合、片手が傘で塞がれると危険ですし、さらには吹き上げる風があったら傘は全く役に立たないと思いますので、レインウェアも同時に携行しているというわけでした。
バイク用に買ってみた折り畳み傘
最近、オフロードバイク(荒れた道も走れるオートバイ)に乗るようになりました。ウチの近くのツーリング向けの道って、なんやかんやで林道と多々接続していたり、舗装されていても砂利が浮いていたりするんですが、そういう道でもオフロードバイクなら楽しく走れてサイコーです♪ でも徒歩や自転車よりずっと長距離走れるから、通り雨に遭う機会も多いんだろうな~、ということで、タンクバッグに忍ばせられる折り畳み傘を買いました。
バイク用の装備ということで携帯していますが、まだツーリングでは使っていません。バイクの場合、濡れたまま走ると速攻で体が冷え切りますので、雨の中を走る場合は別途携行しているレインウェアを着ることにしています。標高が高い場所だと予想外に寒かったりしますので、その場合もレインウェアをウィンドブレーカー代わりに着たりします。ので、も~しかしたらこの折り畳み傘は出番が僅少? と思ったりも。
ただ、数年前に(別のタイプの)バイクで走っていた経験上、通り雨程度なら停車してやり過ごすのが無難かもなあ、と思います。というのは、雨がザッと降り始めた直後って、路面状況が一変しつつ、それにライダーがついていけず、車体のコントロールがいきなり難しくなるんですな。数分~十数分で止むような通り雨なら、停車して傘さして小休止。走るのを中断するのがいいかも、と思うわけです。思っているんですけど、まだそういう状況になっておらず、この折り畳み傘はまだ一度も活躍していないんでした。
常時携帯傘は日傘
サイクリングでもハイキングでもバイクツーリングでもない日常使いとしては、折り畳みの日傘を使っています。ただ、それはわりと最近のことで、それ以前は一瞬「風に超強い折り畳み傘」を使っていました。さらにその前は、フツーの折り畳み傘を使っていました。
まずフツーの折り畳み傘から「風に超強い折り畳み傘」へと乗り換えました。その「風に超強い折り畳み傘」とは、SENZの「mini Umbrella B BK」です。公式製品情報ページはコチラですが、ワゴンセールで買ったので、廃番になっているかもしれません。パッケージには「最大80km/hの風に耐える」といったようなことが書かれています。
特殊な形状でいかにも風に強そうですが、確かに風に強いです。短い側を風上にすると、かなりの強風でも傘を安定的にさしていられます。ただ、傘の前方が風上になる必要があることを意識し、風向きが変わる状況では傘を緩く持つなどして傘と風の向きを合わせる必要があります。あと、風がある程度以上強いと、結局体に雨が当たりまくりで、濡れちゃいますな。風に対する性能はイイんですが、実用性はさほど……というコトで、より実用的&汎用的な折り畳み傘を選びました。
選んだのはサンバリア100の「三段折 無地」(メーカー製品情報ページはコチラ」。折り畳める日傘で、一時しのぎ程度なら雨にも対応できるヨ、という製品です。このメーカーの日傘の効果をよく知っていましたので、折り畳み傘も同じメーカーの日傘にしてみました。なお、過去に書きました日傘のレビューはコチラで読めます。
コレ、雨傘として使うことより、日傘として使うことの方が多い感じ。ワタクシにとっての「日常使いの常時携帯傘」は、まあ街中で使う傘です。街中だと急な雨が降られても建物に駆け込んだりできますし、雨が降っていたら最初から大きめの傘を持ち出して使いますので、この折り畳み傘は雨に対してはほとんど出番がありません。
でも、日傘としてはけっこー多用。たとえば晴天の夏の日に「駅から目的地まで、予想以上に距離があった」という場合、日傘が助けになります。大汗をかかなくて済みますし、日焼けも防げますし、立ち止まってスマートフォンを使う場合でも日陰状態なので画面がよく見えます。「もしもの通り雨に備えるための1本」ですが「太陽光がキツい場合にも対応できる」ということで、かなり役立っています。
てなわけで以上、ワタクシにおける折り畳み傘の使い分けでした。ご参考になりましたら幸いです。