ケータイ新製品SHOW CASE
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V601SH(ブリリアントブルー)
2003年12月発売
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カメラとスピーカー
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SDカードスロット
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サブディスプレイ
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キー配列
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本体側面にシャッターボタン
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アンテナは内蔵式
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静止画をテレビ出力。縦位置での閲覧も可能
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待受画面
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第一階層のメニューがアイコン式になった
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第二階層はテキストメニュー
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写真の待受画像
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よく使う機能を自分で登録できるユーザーショートカット
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ボーダフォンライブ!へのアクセス時
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バウリンガル・コネクトはまず犬種を選ぶところからスタートする
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育成ゲームに近い印象だ
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さっそく犬のご機嫌を測定
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ぷよぷよ豪華版SP(体験版)
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ケータイポストペット(お試し版)
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アラームやスケジューラといった一般的なものから、キッチンタイマー、マネー積算メモなど豊富なミニツール群
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スケジューラはタブ機能も付いてPDAライクな操作感
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待受画面から数字を入力すると、そこからさまざまな機能にアクセスできる
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ラップ測定も可能なストップウォッチ機能
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SDカードメニュー
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ケータイShoin2では、文字を入力せずとも前の文節を受けて予測する機能を搭載
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上部にメールリスト、下部にプレビューを表示するパソコンライクな画面表示
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チャットフォルダー機能では特定の相手やグループとのやりとりを1つの画面で把握できる
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作業中でもメールを受信すると画面上部に受信情報をティッカー表示する
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メール一覧に電話帳に関連づけたフォトを表示するモードが用意されている
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文字サイズはメール表示時だけでなく、メニュー表示時やメール作成時の表示サイズも変更できる
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メール本文表示のフォントは6段階に大きさが変えられる。いずれも新設計のLCフォントで見やすい
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文字入力時のフォントサイズ変更
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静止画撮影時
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サブメニューを呼び出さなくてもテンキーでおおよその設定は変更できる
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シーン別に4つの撮影モードを搭載
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画像編集は元画像と比較しながら行なえる
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フレーム加工時
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なかにはこんなエフェクトも
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輪郭を抽出してフェイスアレンジも楽しめる
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サムネイル表示
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モーションカメラモード撮影時
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ビデオカメラモード撮影時
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リンク先は1,632×1,224の2メガピクセル画像。色補正等はしていない
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リンク先は1,632×1,224の2メガピクセル画像。色補正等はしていない
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リンク先は1,632×1,224の2メガピクセル画像。色補正等はしていない
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リンク先は1,632×1,224の2メガピクセル画像。色補正等はしていない
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リンク先は1,632×1,224の2メガピクセル画像。色補正等はしていない
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リンク先は1,632×1,224の2メガピクセル画像。色補正等はしていない。夜景モードで撮影
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リンク先は1,632×1,224の2メガピクセル画像。色補正等はしていない
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QVGAサイズでフレーム撮影
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QVGAサイズで撮影
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■ 仕様で見るV601SH
V601SHは、オートフォーカス機能を備えた202万画素CCDカメラやQVGA液晶を搭載したシャープ製端末。有効画素数202万画素のCCDカメラを背面ヒンジ部近くに搭載。オートフォーカス機能を備えており、より鮮明な画像を撮影できる。最大1,224×1,632ドットの静止画が撮影可能なほか、最大20倍のデジタルズーム機能や連写機能、夜景やスポーツなど利用シーンに適した撮影モードが用意されている。また、前機種J-SH53と同じく、マクロ撮影やバーコード認識機能、メールアドレスや電話番号などの文字読み取り(OCR)機能もサポートされている。
静止画撮影だけではなく、QVGAサイズでフレームレートが15fpsの動画(MPEG-4)撮影および再生が可能なほか、撮影した静止画や動画は、パッケージに同梱されるビデオ出力ケーブルを用いることで、テレビモニター上で楽しめるようにもなっている。
メインディスプレイは、2.4インチ、QVGA(240×320ドット)サイズで26万色表示が可能なシステム液晶で、背面のサブディスプレイには1.2インチ、96×64ドットで65,536色表示が可能なGFカラー液晶が採用されている。
特徴的な機能として、犬の泣き声からその感情を表現する「バウリンガル コネクト」をサポート。端末内には専用アプリ「バウリンガル コネクト アプリ」がプリインストールされているが、同機能を利用するためには、別途発売されるSDカードに専用データが含まれた「バウリンガル コネクト カード」が必要となる。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
約49×99×25mm |
重量 |
約117g |
連続通話時間 |
約130分 |
連続待受時間 |
約400時間 |
充電時間 |
約110分 |
ディスプレイ |
メイン:2.4インチ、240×320ドット26万色表示システム液晶 サブ:1.2インチ、96×64ドット65,536色表示GFカラー液晶 |
表示文字数 |
20字×20行、15字×15行、12字×13行、10字×8行、8字×8行、8字×7行 |
メモリダイヤル |
500件 |
リダイヤル・着信履歴 |
各20件 |
データ通信速度 |
最大下り28.8kbps、上り9.6kbps(パケット通信時) |
ボディカラー |
ブレイズレッド、ラスターシルバー、ブリリアントブルー |
【インターネットメール】
サービス名 |
『スカイメール』と『スーパーメール』 いずれも月額300円の「J-SKYパケットパック」に含まれる。 スカイメールは受信無料、送信1通3円。 スーパーメールは1パケット(128バイト)で0.3円 |
メール受信機能 |
・スカイメール:最大全角192文字まで ・スーパーメール:最大全角6000文字まで(添付ファイルを含めて12KBまで。ただしムービー添付時は15KBまで) |
メール保存件数 |
受信メール:最大2,800件 送信メール:最大1,024件 |
【着信メロディ】
和音数 |
FM音源32和音+WaveTable8和音 |
着信音 |
・着信メロディ:10曲 |
登録メロディ曲名 |
VOICE OF LOVE~上を向いて歩こう~ MICKEY MOUSE MARCH 大きな古時計 森のくまさん カノン 威風堂々 帰れソレントへ 弦楽セレナーデ MOONLIGHT TENDER MOMENT |
和音着メロダウンロード |
データフォルダ容量に依存(最大6MB) |
【データフォルダ】
【ミュージックプレーヤー】
【Javaアプリ】
保存件数 |
6MBまで。SDカードにも保存可能 |
登録済み Javaアプリ |
バウリンガル・コネクト、ケータイポストペット(お試し版)、ぷよぷよ豪華版SP(体験版) |
【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット |
JPEG(PNGはJPEGから変換) |
撮影可能解像度 |
写メールモード時:240×320、120×160、120×128、64×96 デジタルカメラモード時:1,632×1224、1,280×960、1,024×768、640×480 |
撮影可能画質 |
ノーマル、ファイン、ハイクオリティ |
撮影可能容量 |
データフォルダもしくはSDカードに保存 |
【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット |
Nancy CODEC(.noa)、MPEG4(.3gp/.asf) |
撮影可能画質 |
ムービー写メールモード:MPEG形式は128×96ドット、80×60ドット、Nancy形式は80×60ドットのみ モーションカメラモード:128×96ドット、176×144ドット ビデオカメラモード:240×320ドット |
撮影可能容量 |
データフォルダもしくはSDカードに保存 |
■スタッフのコメント
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コメント |
湯野 |
新機能てんこ盛りのフラッグシップモデルをボーダフォン(J-フォン)に供給し続けてきたシャープ。当然のことながら、今回のV601SHもえらいことになっている。
まず、カメラが202万画素になりオートフォーカス機能まで付いた。実際に撮影して従来の端末で撮った画像と見比べてみるとよく分かるが、笑ってしまうほど差が出る。世にメガピクセルカメラ搭載のJ-SH53が出てまだ1年も経っていないのに、こんなに進化してしまうとは……。
それに伴い画像編集機能も充実し、編集前と編集後を見比べながら作業できるようになった。このインターフェイスはSH252iなどでも採用されていたが、QVGAならではの部分だろう。
技術的には、新しいLCフォントが採用され、Wordなどの文書を端末上で閲覧できる「電子ドキュメント表示システム」を搭載するなど、今回もチャレンジ精神旺盛な作りになっている。世間的には「バウリンガル」の部分が話題になっていたりするが、これについてもSDカードと連携したアプリケーションということで、技術的な面白さがある。
もちろん、そんな新機能だけではなく、従来からある機能、特にメール関連機能のブラッシュアップにも目を見張るところがある。例えば、V401SHにも用意されていたメールの送信予約機能などは、実際に端末を使う立場になってみると非常に便利な機能だろう。ふとメールを出そうと思ったときに圏外だった、ということは意外に多い。このほか、メールを受信すると画面上部にティッカーの形でその旨を通知してくれる機能、どんな操作をしていても「ダイレクト」ボタンを長押しすることでメール一覧画面を呼び出せる機能など、「とにかくメール」というユーザーにオススメの1台だ。
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伊藤 |
J-フォンからブランドが変わったといっても、やはり先頭に立ってボーダフォンを引っ張るのはシャープ製端末だろう。Javaやメールなどサービス面でのアップデートがない分、端末の部分でどのような進化があったのかに注目が集まるV601SHだが、まず驚いたのがカメラのオートフォーカス機能だ。これまでのケータイカメラとはピントの合い方がまるで違う。ぱりっとした輪郭のはっきりしたシャープな絵が撮れるのだ。デジカメのような半押しによるピント合わせではなく、シャッターを押してから自動で合わせる方式で、タイムラグが生まれるため、動くものの撮影は苦手だろうが、人間や風景、モノを撮るのには最適。2メガピクセル化ももちろん大きなトピックだが、私はプリントがうんぬんというよりもむしろ、写メールしたり、自分の端末で見るときに綺麗であるということが重要だと思う。オートフォーカス機能は当面はハイスペック機向けだろうが、逆にロースペックのカメラにこそ欲しい機能だなと感じた。
メール部分での機能強化に気合いを感じる。リストを見ながらプレビューできるPCライクなスタイルや、チャットウィンドウ、どの作業をしていても受信メールを読みに行ける仕組み、さらには圏外で作成したメールを自動送信する機能など、「かゆいところに手が届く」機能は、地味ながら使えば使うほどその良さがわかってくる大きな改良ポイントだ。カメラよりも遙かに触れる頻度の高い部分だけに、実は一番うれしいのはここかもしれない。
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■ URL
製品情報(ボーダフォン)
http://www.vodafone.jp/japanese/products/kisyu/v601sh/index.html
製品情報(シャープ)
http://www.sharp.co.jp/products/v601sh/
■ 関連記事
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2003/12/12 13:32
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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