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プロカメラマン山田久美夫のカメラ付き端末レビュー
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D505iのカメラ機能を徹底検証
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NTTドコモ D505i
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端末を閉じて横にした状態で撮影できる
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NTTドコモから505iシリーズのトップバッターとなる三菱電機製のD505iが発売された。そこで今回は、このモデルのデジタルカメラ機能だけにポイントを絞って、その特徴や使い勝手、画質などについてレポートしよう。
本機の最大の特徴は、従来のカメラ付き携帯電話の“カメラ機能”を重視した点といえる。従来機に比べ、画素数が多くなりSXGAサイズ(1,280×960ドット)での撮影ができるようになった点も大きな魅力だが、それ以上に“カメラ”としての使い勝手が大幅に向上しており、デジタルカメラ的な使い方にも耐えるレベルにまで引き上げられている点が大きなポイントといえる。
これまでもカメラ付き携帯電話は数多く登場したが、メガピクセル級の解像度を備え、メモリカードに画像データが自動保存でき、しかも自然な横位置のスタイルで撮影ができるモデルは存在しなかった。その点から見ると、本機はカメラ付き携帯電話のなかでも、“デジタルカメラ”的な使い方がしやすいモデルといえる。
というのも、カメラ付きモデルの場合、“携帯電話”として活用した後、機種変更して電話の機能がなくなっても、カメラ機能自体はそのまま残る。端末を機種変更しても、メガピクセル級でメモリカード対応であれば、レンズ付きフィルム代わりとなり、スナップ用デジタルカメラとして活用できるという“第二の人生(!?)”がある。これは従来機にはない大きな特徴であり、それだけにカメラ機能に対する要求レベルや注目度もこれまで以上に高まるわけだ。
そのため、今回はあくまでもデジタルカメラ機能を中心にレポートする。もちろん、メールやiモードなど、いわゆる携帯電話的な視点はとても重要な選択基準だが、その方面は別レポートをご覧いただきたい。
■ 従来サイズで実現した“メガピクセル級”モデル
D505iを初めて見たとき、「意外に小さいなあ~」という印象を受けた。やはりカメラ付きとはいえ、高画素化されても携帯電話である以上、サイズが格段に大きくなったのでは、魅力が半減するというものだ。その点、このD505iは私が常用しているD251i(iSではない、一世代前のモデル)と同等のサイズに収まっており、まずは一安心した。端末サイズは、長さが2mm長くなったものの、厚みは1mm薄くなり、重さも5g軽量になっている。またD251iと同様、今回のモデルもアンテナ内蔵式なので凹凸も少なく嵩張らない点にも好感が持てる。
注目の撮像素子は、富士フイルム製のスーパーCCDハニカム。有効画素数は約63万画素だが、ハニカムCCDの場合、記録画素数はその2倍になるため、SXGA(1,280×960ドット)となる。また、富士フイルムの説明では、ハニカムCCDはその構造上、有効画素数の約1.6倍相当の解像度があるとされている。そのため、63万画素×1.6=100.8万画素相当となり、実力的には十分“メガピクセル級”といっていいわけだ。
CCDのサイズは1/4.2型であり、同時期に発表されたカシオ製のA5401CAが1/2.7型を搭載している点を考えると、結構小さいが、ハニカムCCDは開口効率が高く感度が高いため、感度面での心配はさほどない。むしろ、小型CCDを採用することで、レンズを含めた撮像系の占有スペースを小さくできるというメリットの方が大きいだろう。
レンズは単焦点タイプで、カメラ的にいうと、焦点距離は3.4mmで、35mmカメラ換算で34mmレンズ相当と比較的ワイド系。レンズ構成は非球面レンズによる4群4枚構成となる。メーカー公表値によると、解像度は画面中心で200本/mmで、周辺(像高70%)でも100本/mm(MTF30%以上)。歪曲収差(直線の歪み)も0.22%と、下手なデジタルカメラ用レンズ顔負けの性能となっている。
ピント合わせの機能はなく、いわゆるパンフォーカスタイプだが、CCDサイズが小さいこともあってピントの合う範囲が広く、20cmくらいの至近距離でも、実用十分なピントが得られる。マクロ機能はないが、テーブルの上の料理をメモ的に撮影するには十分な実力だ。
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100円寿司の「スシロー」で撮影した我が子のスナップ。蛍光灯下での撮影だが、オートホワイトバランスが的確に働き、なかなか自然な肌色が再現できた。ケータイならこんなシーンも気軽に撮影できるのがいい
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白壁の建物で、結構明暗比の高いシーンだが、ハイライトもさほど白飛びすることなく、きれいに再現されている。超小型CCDを搭載したモデルには厳しいシーンだが、これだけの再現域をもっていれば安心だ
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■ 閉じて横撮りスナップ、開いて自分撮り
本機の大きな特徴に、自然な“横撮り”スタイルがあげられる。これは、携帯電話を閉じた状態で、背面液晶を使って一般撮影(相手撮り)をすることができるもの。普通のデジタルカメラのように、携帯を横に構えて、両手でホールディングできる。しかも、普通に構えると横位置撮影ができるので、従来型の折りたたみ端末特有の縦位置の撮影スタイルより撮影しやすく、手ブレも少ないので安定感がある。
また、レンズユニットはヒンジ部に設けられており、それ自体が回転するわけではないが、液晶を開くと自動的に自分撮りができるように工夫されている。これはなかなかいいアイデアだ。
さらに、折りたたんだ状態ではレンズが奥まった位置になるため、実際に持ち歩いてみると、通常のモデルよりもレンズの汚れが遙かに少ないというメリットもある。加えて、レンズが奥まった位置にあることで、折りたたんだ状態で撮影すると、逆光や半逆光での撮影でレンズフード代わりになるため、フレア(画面が白っぽくなる)やゴーストが発生しにくい点も見逃せない。
液晶モニターはメイン液晶が505iシリーズ共通のQVGAタイプ。セイコーエプソンのクリスタルファイン液晶を採用しており、サイズは2.2型と十分に大きく、表示品質はきわめて良好。自分撮り時に化粧用コンパクトミラーの代わりに十分使えるクォリティで、再生表示の美しさは、最近のどのデジタルカメラにも勝るレベルといえる。
また、一般撮影時(横撮り時)にファインダーとなるサブ液晶も、サイズは1.1型だが、同じクリスタルファイン液晶を搭載しており、解像度もQQVGA(160×120ドット)と高い。もちろん、絶対的なサイズは小さいが、表示品質が高いため、意外なほど不満を感じることが少ない。もちろん、日中炎天下ではやや見にくくなるが、手をかざして影を作れば十分な視認性が得られるので安心だ。サイズ的にはソニーのCyber-shot Uに近いが、Uの液晶は反射型であり、こちらは半透過半反射型なので、D505iの方が圧倒的に見やすい。
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一般に高画素になると、実効感度が低くなり、ブレやすくなってしまう。だが、本機が採用しているスーパーCCDハニカムは、通常のCCDに比べ、実効感度が高いのが大きな特徴であり、その欠点をうまくカバーしている。そのため、手ブレに気を付けて撮影すれば、夜のショーウィンドウのスナップだって、十分楽しめる。このカットは夜の屋内らしい雰囲気を出すため、ホワイトバランスを「屋外」に設定して撮影した
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ズームレンズ付きデジタルカメラで気になる直線の歪み(歪曲収差)は、まったくといっていいほど見られない。単焦点レンズとはいえ、これは相当、立派なもの。もちろん、ワイド系レンズなので、狭い屋内での撮影にも便利だ
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■ 閉じたままでもカメラ起動可能
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固定焦点式でピント合わせ機能はないが、これくらいの接写なら十分カバーできる。マクロ機能はないが、ピントの合う範囲が広いので、身近な花を気軽に撮っておくならOKだ
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カメラ機能の起動には、いくつかの方法がある。現行機では、大半の折りたたみ式モデルが一度液晶を開かないとカメラを起動できないが、本機では、閉じた状態で側面にあるシャッターボタンを0.5秒長押しするだけで、起動させることができる。起動時間も約1.5秒と短く、撮影後は再び長押しすることで、カメラ機能をOFFにすることもできる。
撮影は側面のシャッターボタンで行なうが、長押しで起動・終了する関係で、シャッターボタンを押しこんだ時ではなく、指を離したときにシャッターが切れる。これは最初違和感があったが、使ってみると慣れでカバーできるレベルなので安心していいだろう。
画像の保存は、内蔵メモリと付属のメモリースティックDuoが利用できる。だが、容量の関係か、最大サイズのSXGA時には、内蔵メモリへの保存ができず、メモリカードへの保存のみになる。
また、本機は閉じた状態での一般撮影と、自分撮りで、それぞれ画像サイズやJPEG圧縮率、データ保存先を別個に設定することができる。そのため、一般撮影はSXGAのスーパーファイン、自分撮りは通信で送れるiショットLといった使い分けも可能。これはなかなか便利なアイデアだ。
さらに撮影後、いちいち保存ボタンを押さなくてもメモリに自動書き込みされる機能も備わっている点が実に便利。この機能は同社のD251iSでも実現されていたが、これに一度慣れると、いちいち保存ボタンを押すタイプのモデルが煩わしく思えてくる。
■ のんびりとした保存時間
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旅先でのスナップなら、D505iでも十分。色調もなかなかよく、青空の色もよく見栄えがする。この画質ならLサイズにプリントしても十分鑑賞に堪えるレベルだ。シーンによっては、わずかに黄色みがかる傾向が見受けられるが、画像処理ソフトやプリンターの自動補正機能で簡単に補正できるレベルなので安心だ
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本機を使っていて、一番気になるのはメモリースティックDuoへの画像記録時間が、とても長い点だ。なにしろ、SXGAで約10秒、VGAでは約5秒かかる。そのため、最近のデジタルカメラのように、1~2秒間隔で軽快に撮影できるわけではない。とはいえ、決して待てないほどの長さではなく、閉じた状態で撮影したあと液晶開くと、記録中でもメイン液晶に撮影した画像が表示されるので、それで画像をチェックするといった使い方をすれば、待たされるという意識はさほどなくなる。
とはいえ、この点だけは、現行のデジタルカメラに遠く及ばない点だけに、これだけはあらかじめ納得ずくで購入されることをお勧めしたい。もちろん、次機種での高速化を期待したいところだ。
ちなみに、内蔵メモリを使った場合、VGAサイズでも3秒程度で保存できるので、メモ的に軽快に撮影したい人は、サイズをVGAにし、保存先を内蔵メモリに設定するといいだろう。もちろん、内蔵メモリからメモリースティックDuoへの一括コピー機能もあるので、パソコンへのデータ保存したい場合でも、さほど困ることはない。
■ 遅めだが充実した再生機能
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お店の自然光(電灯光)だけで撮影した料理。レンズがかなりワイド寄りなので、席から立ち上がらなくても料理全体を十分撮影することができる。撮影距離は30cmくらいだが、ピントは実用十分だ。オートホワイトバランスの制御も的確で、ケータイでこれだけきれいに写ればいうことはない。グルメ系Webページでも十分使えそうだ
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撮影した画像は、メモリへの記録中に自動表示されるうえ、閉じた状態で撮影している場合は、記録後に携帯を開くとメイン液晶に直前のカットが自動再生される。この点はなかなか便利だ。
しかし、以前撮影したカットを再生する場合は面倒で、撮影モードから一度メインメニューに戻って、データフォルダを参照しなければならない。また、再生したいフォルダを選ぶと3列3段でのサムネイル再生ができるが、その都度、元画像からサムネイルを生成するため、枚数が多いと、かなりの時間がかかり、結構焦れったい。この点は購入前にあらかじめ知っておきたい点だ。
だが、一度サムネイル表示されれば、コマ選びも楽で、1コマ表示時にコマ送りもできる(多くのモデルはこれができない)ので使い勝手がいい。
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側面から光が当たったカーテンの房。見ため以上に明暗比が高く、デジタルカメラにとっては、意外なほどかなり過酷な条件だが、破綻なく写っている。ハイライトの白飛びも少なく、シャドーも潰れていない
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ステンドグラスは結構難しい被写体だが、カメラ機能の制御はなかなか巧妙で、露出も的確で、色調もごく自然なもの
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■ 豊富な詳細設定メニュー
いくら高画素になったとはいえ 、カメラとしての機能がそれに追いついていなくては、元も子もない。だが、本機について、その心配はほぼ無用だ。もともとD251iの頃からカメラ機能の充実度は群を抜いていただけあって、本機の機能は“ちょっとした”作画を楽しめるレベルにある。
詳細な機能説明はあえて省くが、代表的な設定機能としては、露出補正はもちろん、コントラスト調整、ホワイトバランスのマニュアル設定(オートのほか、「屋外」「屋内」に設定可能)のほか、輪郭強調の設定もできる。また、撮影モードではモノクロやセピアのほか、暗いシーンでのノイズを抑えて、自動ゲインアップを控えてスローシャッター撮影ができる「夜景モード」なども搭載されている。
このほか、連写モードもあり、20枚または4枚の連続撮影もできる。この機能では、1枚のVGA画像の中に連続カットがサムネイル状に配置されるので、画面は小さくなるが、連写結果を一覧できるので意外に便利だ。
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連写機能を使って撮影したもの。連写は20枚と4枚が選べ、連写速度も3段階に調節できる
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連写モードでは、VGA画像の中に、このような形で記録されるが、なかなか臨場感があっていい
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■ L判プリントは楽勝の見栄えのする写り
さて、一番気になるのがその写りだが、実写データを見ていただければ一目瞭然。従来のVGAクラスのモデルとは一線を画すシャープさを実現しており、通常のLサイズにプリントするには十分な実力だ。
画素数的には63万画素だが、ハニカムCCDならではの解像感の高さも相まって、実質的には“メガピクセル級”の解像度を実現している。通常の130万画素クラスのデジタルカメラに比べると、一歩譲る感じもするが、これまでのカメラ付き携帯電話の“常識”を遙かに越えるクォリティといえる。
構造上、有効画素数の2倍の記録サイズになるハニカムCCDのため、最大記録サイズのSXGA画像をパソコン上で等倍表示すると、解像感がやや不足気味に見える。だが、プリント時に威力を発揮するハニカムCCDらしく、本機で撮影したものを、Lサイズにプリントして見ると、解像感も必要十分にあるので安心だ。レンズ付きフィルムで撮影して同時プリントしたものと比べても、遜色のない仕上がりとなっている。
色調は若干彩度が高めになる傾向はあるものの、バランスはなかなかよく、見栄えのする色調が得られる。肌色の再現性も比較的良好だ。また、従来のVGAケータイにありがちな、明暗の再現域の狭さもさほど感じられない。
オートホワイトバランスの制御は、比較的シンプルなものだが、電灯光や蛍光灯下でも、被写体の色に近い色再現性が得られる。ただ、通常のデジタルカメラでもそうだが、画面内に単一色が多い場合には、オートホワイトバランスがうまく働かないケースもある。たとえば、夕焼けなどを撮影しても、その赤みまで勝手に補正してしまうわけだ。
だが本機には、ホワイトバランスを「屋外」(デーライト・太陽光)や「屋内」(タングステン光)に固定する機能もあるので、これらを積極的に活用すれば、自分の意図にあった色調を得ることもできるので安心だ。
輪郭強調処理は、本体液晶での表示やLサイズ程度のプリントに最適化するためか、けっこう強めに設定されている。個人的にはやや強すぎると思うのだが、もし、L判よりも大きなサイズにプリントしたい場合には、マニュアル設定で輪郭を「ソフト」に設定するしたほうが自然な画像が得られる。
このほか、ケータイで撮る機会が多く、レンズ付きフィルムでは対応できない、屋内での自然光撮影や、本格的な夜景撮影も十分楽しめる実力を備えている。これは、ハニカムCCD自体の感度が高いことと、無理に高画素にしなかった点が功を奏している感じで、従来のVGAクラスのCCDやCMOS搭載機ではブレてしまいそうなシーンでも、意外に手ブレせずに撮影できるという、大きなメリットを生んでいる。
さらにレンズが35mm判換算で34mm相当とワイド寄りなので、建物や屋内撮影にも威力を発揮する。単焦点レンズということもあって、歪曲収差がきわめて少なく、デジタルカメラのズームレンズのような直線の歪みは全くといっていいほど感じられない。
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夕暮れの微妙な色調も意外なほどきれいに再現できる。電球の滲みもなく、暮れゆく空のグラデーションもキレイ。ケータイでこれだけ写るとは驚きだ。「夜景モード」で撮影
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夜景モードで撮影したカット。通常モードでは手ブレを防ぐため、ゲインアップ(ソフト的に信号を増幅する)するが、夜景モードに設定すると、ノイズを減らすため、スローシャッターでの撮影ができる。もちろん、手ブレに注意したい
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携帯電話の場合、機械式シャッターがないため、強い光源があると、そこから線を引いたような光状が発生するスミアが生じやすい。このカットでも縦方向に発生しているが、このレベルに抑えられていれば実用十分だ。ホワイトバランスは「屋外」に設定して撮影したが、色調も自然で、煉瓦の質感もよく再現されている
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■ 電話機能とカメラ機能がうまく融合した好バランスモデル
今回、D505iを使ってみて一番痛感したのは、「もう、レンズ付きフィルムはいらなくなるなあ~」という点。正直なところ、Lサイズのプリントでこれだけの画質が得られれば、カメラを忘れたからといって、出先でわざわざレンズ付きフィルムを買う必要はなくなるだろう。
しかも、D505iだけでなく、505iシリーズであればすべての機種がメモリカード対応のため、パソコン経由でのプリントも容易だ。その上、カメラ店でのプリント依頼やコンビニのセルフプリント端末を利用すれば、ごく普通にプリントができるのだから、もう、いうことはない。
また、ホームページ作成やパソコンの壁紙用といった用途であれば、十分すぎるくらいの解像度を備えている。とくに、パソコンのモニター上で楽しむのであれば、意識的に画像サイズをVGAにするという手もある。これなら、2倍のデジタルズーム(事実上は部分トリミング)が使える上、通常撮影時の画質も従来のVGA対応端末で撮影したVGA画像よりも、格段に良質なデータが得られる。
もちろん、「メガピクセルまではいらないや!」という人もいると思うが、VGAサイズで撮影しても、元々の情報量が多いため、従来のVGA端末よりもキレイに写るため、日常的な用途でもなかなか利用価値が高いカメラ付き端末といえる。
現在、NTTドコモ用のメガピクセル系モデルとしては、思い切ってデジタルカメラ寄りに振ったソニー・エリクソン製のSO505iのような個性派モデルも発表されている。それに比べるとこのD505iは、SO505iほどカメラ寄りではないが、携帯電話とデジタルカメラ機能のバランスがうまく取れたモデルという印象が強い。
つまり、普段は携帯電話として使い、必要なときにはL判プリントに耐えるデジタルカメラとして活用するといった現実的な要求に、うまく適合した、とてもバランスのいいモデルといえそうだ。
■ URL
製品情報(NTTドコモ)
http://505i.nttdocomo.co.jp/product/d505i_top.html
製品情報(三菱電機)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/mobile/mova/d505i/
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(山田久美夫)
2003/05/27 15:52
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