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モバイルプロジェクト・アワード2014、コンテンツ最優秀賞は「モンスト」に

 モバイルコンテンツフォーラム(MCF)は、「MCFモバイルプロジェクト・アワード2014」の審査結果を発表した。昨年はどの部門にも最優秀賞が選出されていなかったが、今回は「モバイルコンテンツ部門」「モバイルハードウェア部門」で最優秀賞が選ばれた。

モバイルコンテンツ部門

 コンテンツやアプリ分野を対象にした「モバイルコンテンツ部門」では、2年ぶりの最優秀賞として900万ダウンロードを突破したミクシィの「モンスターストライク」が選ばれた。ちなみに2年前の最優秀賞は「パズル&ドラゴンズ」だった。

 続く優秀賞には、ユナイテッドが提供するアプリでホーム画面をカスタマイズでき、海外でも人気の「CocoPPa(ココッパ)」、グーグル社内のスタートアップが開発して現実世界を舞台に遊ぶ位置情報ゲーム「Ingress(イングレス)」、そしてフリマアプリの「メルカリ」が名を連ねている。

モバイルプラットフォーム・ソリューション部門

 ミドルウェアやマーケティングソリューション、インフラなどを対象にしたモバイルプラットフォーム・ソリューション部門では、4つの優秀賞が選ばれた。

 選ばれたのは、ビジョンの海外用ルーターレンタルサービス「グローバルWiFi」、アシアルのHTML5モバイルアプリ開発プラットフォーム「Monaca」、MozillaのFirefox OS、MetaMoJiの「Note Anytime & Share Anytime」。

モバイルハードウェア部門

 モバイルハードウェア部門でも、2年ぶりの最優秀賞が選ばれた。腕時計型の「GALAXY Gear」(サムスン電子ジャパン)が最優秀賞となり、優秀賞には日本マイクロソフトに対して「Windows 8 tablets」という形になった。なお、2年前の最優秀賞も同じくサムスンの「GALAXY Note SC-05D」だった。

MCF社会貢献賞

 文化や教育などへの貢献をたたえる「MCF社会貢献賞」には、青森県の人財育成事業が選ばれた。これは視覚・聴覚障害のある方にiPadを教える人材を育成する、というもの。

関口 聖