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インプレスR&D、「スマートフォン利用動向調査報告書2013」発売

インプレスR&D、「スマートフォン利用動向調査報告書2013」発売

 インプレスR&Dのインターネットメディア研究所は、スマートフォンの利用実態をまとめた「スマートフォン利用動向調査報告書2013」を12月6日に発売する。A4判280ページで、CD-ROM(PDF)版が7万1400円、CD-ROM+冊子版が8万1900円。

 今回発売される「スマートフォン利用動向調査報告書2013」は、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)の監修の下に発刊される調査報告書。法人は9月18日~24日にインターネット上で調査が行われ、有効回答数は1795件。個人は10月5日~15日、10月25日~30日にインターネット上で調査が行われ、有効回答数は8万5514件。法人・個人を含めた、さまざまなスマートフォンの利用動向が調査されている。また、スマートフォンの市場予測や展望、企業の動向といった解説も行われている。

 MCPCのスマートフォン活用委員会およびインプレスR&Dの共同調査の結果によれば、スマートフォンの契約数は2011年度が2820万件で、2012年度が前年比173%増の6508万件となる見通し。2017年度には9174万件になるという予測も明らかにしている。

 個人ユーザーのスマートフォンの使用機種は、iPhoneシリーズがトップの31.5%となり、2位がAQUOS PHONEシリーズで12.1%、3位がXPERIAシリーズで12.0%、4位がGALAXYシリーズで7.2%、5位がARROWSシリーズの6%となった。OSのシェアはAndroidが66.4%、iOSが33.1%となり、Androidは2011年と比較して5.5ポイント増加した。

利用しているスマートフォン(左)、スマートフォンのOSシェア(右)

 調査ではこのほか、スマートフォンユーザーのFacebook利用率は38.7%、Twitter利用率は37.9%といった利用動向の調査や、企業のBYOD導入率は30.5%といった、企業の動向についても調査されている。

太田 亮三