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KDDIがLTEカテゴリー1の通信モジュール、低消費電力で10年駆動も

LTE カテゴリー1対応の通信モジュール「SKM32」

 KDDIは、法人向けに、LTE カテゴリー1に対応したIoT向けの小型通信モジュール「SKM32」の提供を開始する。

 「SKM32」はセイコーソリューションズ製で、IoT向けとして下り10Mbps、上り5MbpsのLTE カテゴリー1に対応。KDDI独自の低消費電流技術「RTCアラーム」が搭載されており、1週間に1回1KBのデータを送信する場合、4000mAh(単三電池2本分)の電源で10年間の駆動が可能としている。

 「SKM32」はこれまで提供してきた3G通信モジュール「WM-M320」と同形状で、別売りのブラケットを装着すれば、3G通信モジュール「WM-M300」とも同形状になり、通信機能が移行しやすくなっている。またアンテナについては、これまでのLTE通信モジュールが2本使用していたところを1本にしており、機器の小型化や、2本めのアンテナの購入が不要といったメリットを挙げている。