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KDDI、IoT通信サービスに防犯設備向けなど高速・中容量のプランを追加

 KDDI、沖縄セルラーは、法人向けのIoT向け通信サービスにおいて、画像などある程度の通信量を使用する用途向けに、「KDDI IoT通信サービス LTE」の「LTE Low」「LTE Mid」「LTE High」の3つのプランの提供を開始した。

 料金プランは「LTE Low」が月額400円で最大128kbps、「LTE Mid」が月額500円で最大512kbps、「LTE High」が月額600円で通信速度の制限は無い。いずれも2段階制プランで、月間の通信量や料金には上限が設定されている。

 KDDIではすでに、「KDDI IoT通信サービス LPWA (LTE-M)」を提供しているが、今回提供される「KDDI IoT通信サービス LTE」は、より多くの通信量を使う用途に向けたもの。「LTE Low」は小容量のデータを扱う監視・制御に最適とし、高速・中容量の「LTE High」は防犯設備の画像監視などに向いているという。

 対応端末のうち、KDDIブランドの通信モジュールは、「KYM12」「SKM32」が対応する。

料金プラン基本使用料基本使用料に
含まれる通信量
通信速度
(送受信共通)
通信料上限額
LTE Low400円30MB128kbps0.03円/KB1,200円
LTE Mid500円30MB512kbps
(3GBまで)
0.03円/KB2,000円
LTE High600円150MB制限無し
(3GBまで)
0.03円/KB2,900円
利用イメージ
KDDIのIoT通信サービス