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小田急、忘れ物防止タグ「MAMORIO」通知サービスを試験導入

 小田急電鉄は、忘れ物防止タグ「MAMORIO」を活用した忘れ物通知サービスを試験導入する。期間は7月3日~12月31日。

 「MAMORIO」は、Bluetoothでスマートフォンと接続する紛失防止タグ。バッグや財布など、身の回りの物に付けて利用する。他のMAMORIOユーザーのスマートフォンが検知したタグを地図上に表示する「クラウドトラッキング機能」が特徴となっている。

 小田急電鉄は今回、MAMORIOを検知するセンサーを小田急線沿線3カ所にある遺失物保管所に設置する。忘れ物にMAMORIOタグが付いていた場合、センサーが検知して、ユーザーのスマートフォン上に自動で通知を送信するという仕組み。

 なお、同様の取り組みは東京急行電鉄(2016年12月より約6カ月間)、相模鉄道(2017年3月7日~3月31日)など他の大手私鉄でも検証されている。記事掲載時点では、東京メトロも6月19日~2018年3月31日までの実証実験として、遺失物保管所や駅のスタッフが持つタブレット端末などを活用したMAMORIOの検知サービスを提供している。