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サンリオピューロランド、落とし物を自動通知するサービス導入

テーマパーク初、「MAMORIO Spot」を設置

 サンリオピューロランドを運営するサンリオエンターテイメントとMAMORIOは、MAMORIOが提供する紛失・忘れ物防止タグ「MAMORIO」および専用アンテナ「MAMORIO Spot」を活用した「お忘れ物自動通知サービス」を、サンリオピューロランドにて5月1日より提供する。

サンリオピューロランドに「MAMORIO Spot」設置

 「MAMORIO Spot」を設置し「お忘れ物自動通知サービス」を提供する取り組みは、既に首都圏の鉄道会社などで行われている。テーマパークで同サービスを提供するのは、サンリオピューロランドが初となる。

 「お忘れ物自動通知サービス」は、MAMORIOを取り付けた財布、カバン、カギなどの貴重品を紛失し、貴重品が「MAMORIO Spot」が設置された忘れ物・落とし物センターなどに届けられると、その位置を持ち主のスマートフォンに自動的に通知するサービス。

「MAMORIO」つきの忘れ物を、持ち主に自動通知

 同サービスを有効にするためには、利用者自身が「みんなで探す」機能をONにする必要がある。

 同機能をONにすると、「MAMORIO」を取り付けた持ち物を紛失したことがサーバー側に登録され、「MAMORIO Spot」に設置されたアンテナの電波を受信するか、「MAMORIO」アプリをインストールしたユーザーが近くを通ると、紛失物の位置を持ち主に知らせることができる。

 「MAMORIO S」(MAMS-001)本体は、Bluetooth 4.0に対応、大きさは35.5×19×2.8(mm)、重さは約2.4g。有効距離は最大60m、販売価格は3980円(税別)。

 Bluetooth Low Energy(BLE)に対応するiOS 9またはAndroid 4.3以降搭載のスマートフォンに専用アプリをインストールして使う。