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JR東日本、忘れ物防止タグ「MAMORIO」通知サービスを試験導入

 MAMORIOと東日本旅客鉄道(JR東日本)は、忘れ物防止タグ「MAMORIO」を活用した忘れ物通知サービスの試験運用を6月1日に開始する。

 忘れ物防止タグ「MAMORIO」は、バッグや財布など身の回りの物に付けて利用する紛失防止タグ。Bluetooth Low Energy (BLE)の通信機能を備え、タグを取り付けた物を紛失した際に、他のMAMORIOユーザーのスマートフォンに検知されると地図上で現在地を確認できるクラウドトラッキング機能が特徴となっている。

 JR東日本は今回、MAMORIOを検知するための専用アンテナ「MAMORIO Spot」を東京駅、上野駅、大宮駅および千葉駅のお忘れ物承り所に設置。「MAMORIO」を付けた所持品が専用アンテナ設置箇所に届けられると、所持品の位置情報が持ち主のスマートフォンに自動的に通知される。

試験運用の期間は、6月1日から3カ月程度を予定。試験運用の結果を踏まえ、運用継続を検討するとしている。