スタパ齋藤の「スタパブログ」
最近はサブスクリプション指向
(2015/10/23 06:00)
ソフトウェアを「購入して所有(使用権を買う)」のではなく、利用する期間に応じて使用料金を払うことを「サブスクリプション契約」とか言いますが、最近のワタクシはそういう感じです。サブスクリプション指向。いくつか契約して使っていますが、まずAdobeのがイイ感じです。
Adobeの「Adobe Creative Cloud」は、サブスクリプション方式のソフトウェア利用契約です。個人向けプランがいくつかありますが、「All Apps プラン」なら月額4980円(税抜)でAdobeの主要ソフトウェアの最新版を使い放題です。インストール可能マシン台数についてはココにありますが、2台までインストール可能。
月額4980円(税抜)だと、年額5万9760(税抜)となり、「税込で年に6万5000円弱かぁ……」てな感じにもなります。ただ、仕事でAdobe製ソフトウェアを多用しているなら、「年に6万5000円払えば常にどのアプリも最新版を使い放題」となるわけで、非常にお得に感じられます。最初ワタクシは「毎月5000円とか高いかもな~」と思って使い始めたんですが、仕事で使えばわりとすぐモトが取れる金額だし、使いたいソフトウェアを個別に買ったら比較にならないほど高額になるしで、わりとすぐ納得しちゃいました。
メインの環境をWindowsからMac OSに移行した時に、Microsoftの「Office 365 Solo」も使い始めました。年額1万2744円/月額1274円でMicrosoft Officeシリーズ各ソフトウェアが使えるサブスクリプション契約ですな。インストールできる台数(使用可能台数)ですが、「2台のPCまたはMac、2台のタブレット(iPad および Android タブレットを含む)、および2台のスマートフォンで、Officeを活用できます」と書いてあります。
AdobeのアレもMicrosoftのコレも、ひとつの契約でWindowsおよびMacにインストールして使えるというのがイイ感じです。どちらの環境もマシン1台ずつにはなりますが、まあフツーはソレで事足りると思います。また、別のマシンで使いたい場合、使用中のマシンでAdobeアカウントからログオフするなどすればOKですので、けっこー融通が利きます。
ほか、サブスクリプション契約にして良かったなあと思うのは、「ATOK Passport」です。インストール可能台数については「ATOK Passportを契約したお客様のみが使用するパソコンおよびAndroidの機器で、同時に使用しないという条件で、Windows/Mac/Androidの機器10台まで導入できます」(Webサイト)とあります。現在はこれに加えてiOS端末版もあります。
この「ATOK Passport」、インストール台数的な魅力もありますが、クラウド経由で各端末の辞書を同期できる「ATOK Sync アドバンス」という機能がイイです。PC上でテキストを書きつつ覚え込ませたフレーズや単語が、ほかのPCやスマートフォン/タブレットでも使えるという機能。「どのマシンでもいつもの書き心地」という感じで、一度使うと手放せません。月額286円(税抜)のベーシックプランを契約していますが、税込月額309円で税込年額3708円という手軽さもナイスです。