スタパ齋藤の「スタパブログ」

 コルグからiPad用アプリの「KORG Gadget for iPad」が発売された。リリース記念として2014年1月24日~2月23日まで、通常価格3900円のところ「特別価格2900円で買える」とのことだったので思わず購入。

 これ、シンセサイザーやリズムマシンなどの音源を使って曲を作れるDAWですな。iPad上の音楽制作スタジオ。ガジェットと呼ばれる15種類の音源を使い、iPadだけで音楽を作れるというアプリだ。

 iOS向けにはこういった音楽系アプリが多いが、この「KORG Gadget for iPad」はとても使いやすいと感じた。音もイイし、音源のデザインもカッコイイが、指で画面をタップしつつ音楽を組み上げていくことそのものがやりやすい。ストレスが少ない感じ。

 あと、「KORG Gadget for iPad」は何となくイジってもそれらしい音が出てくれて愉快。DAWアプリにもよるが、ちゃーんと計画性と音楽性をもってイジらないと曲らしくならないアプリは少なくない。が、このアプリの音源はスケールがマッチした状態で音を組み合わせていけるので、ヘンなサウンドになりにくい。何となく音源選んで何となくパッドをタップしていっても、何となくソレっぽい曲にまとまりがちなので、気楽に遊べますな。

コルグのiPad用アプリ「KORG Gadget for iPad」の表示例。シンセやドラムマシンなど各種音源を自動演奏させて曲を作る「DAW」アプリだ。
ガジェットと呼ばれる音源は15種類。それぞれのガジェットは外見もサウンドも個性的。ひとつのガジェットだけでもかなり音を愉しめる。
チップチューン的なサウンドを得意とする「Kingston」。もーの凄く手軽にファミコンサウンドを出しまくれる。グラフィックもイカス!!
作った曲は「SoundCloud」が提供する「GadgetCloud」で公開可能。世界のユーザーが「KORG Gadget for iPad」で作った曲を聴けるのだ。
アプリ内にはわかりやすい日本語マニュアルも含まれている。iPadだけでDAW入門~音楽制作~曲の世界公開までできちゃう時代なんですな。
ガニェットってニャにかしら? 音楽らしい。うかちゃんは静かな音楽が好きなのよ。ぼぼぼ、ぼくも静かな音楽が好き。ニャ。ニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。