AndroidビームでURLを送信

　Nexus 7（2013）を入手してから数週間。さくさく動く操作感に加えてバッテリー持ちもよく、非常に便利に使っていますが、その中で使いたくてもなかなか使えない便利機能が、Androidビームです。

　Androidビームは、NFC搭載Android同士をくっつけるだけでデータを相手に送ることができる機能。Androidビームが登場したばかりの頃はURLやアドレスデータなど容量の軽い簡単なデータしか送受信できませんでしたが、Android 4.1からはNFCとBluetoothを組み合わせ、最初のペアリングをNFCで行い、データはBluetoothで転送することで、画像や容量といった容量の大きいファイルも転送できるようになりました。

　利用する場合は送りたい画像やURLを表示した状態で、相手のNFC対応Androidと端末をくっつけるだけ。自動でAndroidビームが起動し、サイトを表示している場合はURLが、画像を表示している場合はその画像がデータとして送られます。

　本体同士をくっつける操作が必要なこと、Androidビームを起動するための明示的な操作はなく、本体をくっつけてから初めてAndroidビームが起動するため、わかりにくいなどいくつか課題はあるものの、「目の前にいる人にいちいちメールを使わず画像やURLを渡したい」という時には便利な機能。とはいえデータを送るのは「相手ありき」の話なので、まだまだ有効に使えるシーンに出会えておりません。NFC搭載Androidも増えているだけに、いつか「Androidビームを使うと便利！」というシーンに出会えることを心待ちにしながら毎日Nexus 7を持ち歩く日々です。