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j5createのJCHSDシリーズカードリーダーで「スマホの容量不足」を解消する!

 だれもが必需品として毎日使うスマートフォン。そして誰もが抱えがちなスマートフォンの問題といえば「容量不足」ではないだろうか? たくさんアプリを入れて、静止画や動画も撮影していると、「えっもうストレージの残り、これだけ?」みたいな状況になりがちだ。

 なかでもスマートフォンのストレージ容量を圧迫しがちなのが、静止画や動画といった映像。最近のスマートフォンは高画質化が著しいが、それとともに静止画や動画のファイルサイズも大きくなっている。

 そういった静止画や動画はクラウドにアップロードし、スマートフォン上から消してしまえば、ストレージ容量を確保できる。でも容量によってはクラウドサービスの利用料金がかかったり、ネットワーク経由になるので通信料金も考えドコロだし、ネットワーク障害が起きると静止画や動画などデータにアクセスできなくなるし……と、クラウド利用には気になる部分がけっこう残る。

 そこで!!! 単純明快簡単に!!! スマートフォンの容量不足を解消する方法をお伝えしてゆきたいッ!!!

 その方法とは!!! カードリーダーの利用ッ!!! って非常に単純な方法なのだが、多くのユーザーにとって、理解しやすく、安心感があり、単純明快な方法だと思う。

Android/iPhone対応のカードリーダー「JCHSD33W/34W」

 たとえばj5createのJCHSDシリーズカードリーダー「JCHSD34W」や「JCHSD33W」。USB Type-C対応のスマートフォンやタブレットやパソコンに直接挿せるカードリーダーで、市販のmicroSD/SDHC/SDXCやSD/SDHC/SDXCメモリーカードを使える。使えるメモリーカードの容量は最大2TBまで。スマートフォンとはUSB3.2 Gen1(最大5Gbps)の規格で接続可能だ。

 これらカードリーダーを使うと、前述のような困りごとをカンタンに解消できる。また、使い方によっては、スマートフォンに新たな利便をもたらすこともできるだろう。

 さて、これらカードリーダーを使うとなにができるのか? イロイロできるのだ。

 たとえばスマートフォンのストレージ容量を圧迫している静止画や動画を、メモリーカードにコピーして退避させられる。コピーした静止画や動画は、スマートフォン上から削除すると、スマートフォンの容量を確保できる。

 スマートフォン上の静止画や動画をクラウドにコピー退避し、スマートフォン容量を確保する方法もある。だが、前述のようにコストや通信の懸念がある。カードリーダーとメモリーカードなら、どちらも安価だし、ネットワークなしのローカル環境でも問題なく使える。また、目の前の物理的なカード内に静止画・動画が入っていることと、カードリーダーがあればパソコンでもタブレットでもスマートフォンでもそのデータを見られるという安心感は大きい。

 あるいは「とりあえず保存」的に保存し、たまってしまったドキュメント類もメモリーカードにコピー保存できる。閲覧しないドキュメントをスマートフォン上から削除していくと、スマートフォンの容量をかなり増やせるだろう。

 カードリーダーとメモリーカードを使えば、スマートフォンどうしでのファイル共有も単純明快に行える。こっちのAndoroidの写真50枚をメモリーカードにコピーして、そっちのiPhoneへその50枚の写真を渡すのも簡単でスピーディー。

 スマートフォン間での写真共有は、もちろん無線でもスマートにも行える。Andoroid端末ならニアバイシェアを使えばいいし、iPhoneならAirDropが使える。クラウド経由で共有したり、メールなどで送るのも現実的だ。

 でもカードリーダーとメモリーカードを使えば、簡単なコピー操作をして、メモリーカードごとカードリーターを相手の端末に挿す程度で済む。わかりやすく容易で共有の速度も速く、全体の工数も少なくて済む。

 カードリーダーを使うと、デジタルカメラで撮った高画質な静止画・動画をスマートフォンで扱うのも容易だ。デジタルカメラから撮影済みメモリーカードを抜き、カードリーダーとともにスマートフォンに接続。必要な静止画や動画をスマートフォンにコピーすれば、スマートフォンではなかなか撮れない高画質な静止画・動画を利用できる。アプリでレタッチしたり、SNSにアップロードしたり、高画質映像を手軽に幅広く活用できるというわけだ。

 またデジタルカメラの静止画や動画をスマートフォンにコピーすると、フォトアプリや写真アプリ経由でクラウドにアップロードできる。ので、以降はタブレット端末でもパソコンでも、同じ写真を扱えるようになって非常に便利だ。

 デジタルカメラとスマートフォンを無線接続して、静止画や動画を転送するという方法もある。だが、スピード的にはやはりカードリーターのような有線接続が有利。無線系のトラブルとも無縁なので、「カードリーダーやメモリーカードを扱う」という一手間はあるものの、トータルでの実用性と快適さはやはりカードリーダーが一歩出ていると思う。

 こんな感じで幅広く使えるj5createのJCHSDシリーズカードリーダー。「JCHSD34W」と「JCHSD33W」の2機種を採り上げてみたが、2機種の違いはなんなのか?

上が「JCHSD33W」、下が「JCHSD34W」

 2機種ともカードリーダーとしての性能は同じ。違いは「JCHSD34W」だけが給電用のUSB Type-Cポートを備えている点。そこにUSB Type-Cで給電すれば、スマートフォンなどカードリーダーを接続したデバイスを最大100WでUSB PD充電することができる。

 なので、「『JCHSD34W』と『JCHSD33W』のどちらを買おうかナ?」と何となく思っているなら、筆者的には迷わず最大100W充電対応の「JCHSD34W」をオススメしたい。というのは、大量のファイルをメモリーカードにコピー(バックアップ保存)するのには、そこそこ時間がかかるから。

 また、JCHSDシリーズカードリーダーをAndoroid端末と組み合わせて使った場合、専用アプリによる「メモリーカードの内容をクラウドにアップロードする」という機能がある。この機能を使うと、アップロードに長時間がかかることがある。

 どちらにせよ、「けっこう時間かかってるなあ、バッテリーもつかな?」と心配になることもあるだろう。でも充電しながらのコピーなら時間がかかっても安心というわけだ。

 なお、両機種ともその使用感は上々。どちらも手のひらサイズのコンパクトさで、普通サイズのSD系メモリーカードにもmicroSD系カードにも対応している。またデジタルカメラのメモリーカードを挿してスマートフォンに画像を転送した場合も十分速いと体感できる転送速度が出ている。

 あと両機種ともUSB Type-Cコネクター部のつくりが秀逸。USB Type-Cコネクターの長さは一般的なコネクターと同じだが、根元の部分が少し長くなっている。

 そんなつくりなので、ケースに入れた状態のスマートフォンにも問題なく挿せるのだ。筆者手持ちのケースに入れたAndoroid端末およびiPhoneで使ったが、どちらの端末にも問題なくこれら2機種のカードリーダーをしっかり接続できた。

コネクター部の根元が長いので、ケースをつけたままの利用も問題なし

Andoroidでは、専用アプリ「j5 SYNC」が便利!

 j5createのJCHSDシリーズカードリーダーは、iPhoneで使った場合はUSB Type-C高速カードリーダーとして利用できる。Andoroid端末で使った場合も同様だが、Andoroid用に用意された無料の専用アプリ「j5 SYNC」を使うと、様々な便利&快適機能を利用できる。

Andoroid端末用に用意された「j5 SYNC」アプリ。j5createのJCHSDシリーズカードリーダーがより便利&簡単に活用できるようになるアプリだ

 アプリの機能は、端末のデータをメモリーカード/クラウドへ一括バックアップ、ファイルブラウザ(Files by Google)の起動などがある。

端末上のファイルをメモリーカードやクラウドバックアップ(アップロード)したり、静止画・動画を撮ると映像ファイルがメモリーカードにダイレクトに記録されたり、ファイルブラウザ(Files by Google)をワンタップで起動したりできる

 このうち非常に便利なのが、メモリーカードへの一括バックアップだ。Andoroidスマートフォン内の「Photo」「Document」「Audio」など主要なファイルをコピー対象とし、ほぼワンタップでメモリーカードへのファイルコピーを行ってくれる。ワンタッチでバックアップコピーが取れるのに加え、過去にバックアップしたファイルをチェックしてコピーするので、メモリーカード内に重複したファイルができない。

 また、ファイルをカテゴリーと日付でフォルダ分けしてコピー保存してくれる。画像なら「Screenshots」フォルダ以下に日付別フォルダが作られたり、「Photo」フォルダ以下に日付別フォルダが作られ、それぞれのファイルを分けて保存してくれる。ので、後からファイルを探すのがとてもラクなのだ。

メモリーカードへのバックアップもほぼワンタップで行える。重複ファイルを作らない仕様なので、ユーザーがバックアップすべきファイルを選ぶなどの苦労は皆無だ

 同様の形式で、端末のファイルをクラウドへアップロード(バックアップ)することもできる。対応するクラウドは、GoogleドライブとOneDriveだ。これもワンタッチでアップロードできる。クラウドサービスのアプリやWebサイトを使わずに、バックアップ内容が1つのアプリで操作できるので、「あのバックアップのファイルの内容どうだったっけ?」というときに手軽に参照できて便利。

端末のファイルを、クラウドへバックアップすることもできる。対応するクラウドはGoogleドライブとOneDrive

 それから、このアプリのカメラ機能で撮影すると、撮った映像をダイレクトにメモリーカードへ保存することができる。たとえば「長めの動画を撮りたいけれど、スマートフォンのストレージを圧迫したくない」という場合に有用な機能だろう。

どうバックアップするかも、わりと細かく設定できる。ユーザーに合ったスタイルのバックアップが可能だ

 Android端末標準のファイル管理アプリである「Files by Google」を、このアプリから直接呼び出せるのも実用的。この「j5 SYNC」とJCHSDシリーズカードリーダーを併用すると、Andoroid端末上のファイルをよりスムーズかつ効率良く扱えるようになるという印象だ。

 といった感じのj5createのJCHSDシリーズカードリーダー。iPhoneで使っても便利で実用的だが、Andoroid端末で使うとさらに役立つ。Andoroidスマートフォンの「容量不足」が気になっていたり、バックアップを手軽に行いたいというなら、ぜひj5createのJCHSDシリーズカードリーダーをチェックしてみてほしい!

j5createの製品紹介動画