特集:ケータイ Watch20周年

【今日は何の日?】ドコモのPHSサービスが終了、ソフトバンクも1月末で

2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。

 今から13年前の2008年1月7日、NTTドコモのPHSサービスが終了しました。

 ドコモのPHSサービスは、旧NTTパーソナルが1995年からサービスを開始したもので、1998年12月にはドコモがNTTパーソナルからPHS事業を引き継ぎサービスを行っていました。最盛期には212万契約、2003年には定額制データ通信サービス「@FreeD」なども登場しましたが、ユーザー数が伸び悩み、2005年4月末には新規契約の受付を打ち切っていました。

2003年5月発売の腕時計型音声端末「WRISTOMO(リストモ)」
2002年6月発売の「パルディオ 641P-2」

ソフトバンクのPHSサービスも1月末で終了

 現在一般的なPHSサービスはソフトバンクがワイモバイルブランドで提供していますが、こちらも新規契約受付は終了しており、機器監視用途のテレメタリングプランを除き1月31日でサービスを終了します(テレメタリングプランは2023年3月末にサービス終了)。

 工場などの構内PHSなどを除いては、音声通話ができるPHSの歴史はこれで一区切りつくことになります。