UNiCASE特選スマホケース&グッズ

スポーツに最適な骨伝導ヘッドセット「Aeropex」、MacBookに最適なUSBマルチハブ「StayGo」

スポーツに最適な骨伝導ヘッドセット「Aeropex」、MacBookに最適なUSBマルチハブ「StayGo」

Tシャツのように気軽に着せ替えを楽しめるiPhoneケース

 iPhone向けを中心に、さまざまなケースや、オーディオデバイスや周辺機器などを手がけるスマートフォンアクセサリー専門店「UNiCASE」の注目製品の情報をお伝えします。

提供:UNiCASE

OOTD CASEの「chill bull dog」

 「OOTD CASE」はUNiCASEの女性向けオリジナルブランドのiPhoneケース。以前こちらのコーナーで紹介した製品のiPhone 11/11 Pro版で、絵柄も新しくなっている。「OOTD」は「Outfit Of The Day」のことで、普段着のようにその日の気分やシーンに合わせたコーディネートをするというコンセプトだ。

 形状はシンプルな背面型ジャケットタイプ。絵柄は8種類、さまざまなバリエーションが用意されているが、いずれもかわいらしいデザインだ。素材はPUレザーで、表面は革製品のような、手に馴染む手触りになっている。

8種類のデザインが用意されている。完全にカジュアルなデザインから、ややフォーマルよりなデザインまでバリエーションがかなり豊か
下端は広く開いているので充電ケーブルの種類を選ばない
カメラ部はiPhone 11版/iPhone 11 Pro版ともに広く開いているタイプ

スポーツシーンに最適な骨伝導Bluetoothヘッドセット

Aeropex。こちらは「ブルーエクリプス」というカラーで、ほかにもコズミックブラック、ルナグレー、ソーラーレッドのカラバリが選べる

 AfterShokzの「Aeropex」は、ヘッドバンド型の骨伝導Bluetoothヘッドセットだ。コンシューマー向け骨伝導ヘッドセットでは多くの実績と高いシェアを持つAfterShokzの最新・最上位モデルだけあって軽量で着け心地がよく、音質も通常のイヤホンと遜色ないレベルで非常に洗練された製品となっている。

 骨伝導ヘッドセットはやや高価なのだが、最大のメリットは「耳を塞がない」ということにある。周囲の音が聞こえるので、音楽に没頭するといった用途には向かないが、移動中や作業中、スポーツ中などでも利用できる。遮音性の高いヘッドセットは日常生活では使いにくいので、日常利用ならこうした耳を塞がないヘッドセットがオススメだ。

 なお、製品には耳栓も付属していて、耳栓を装着すればちょっとしたノイズキャンセリングイヤホン的にも使える。しかし骨導音だけでなく気導音に頼っている部分も多いので、耳を完全に塞ぐと音のディティールがかなり失われてしまう印象だ。

 音漏れはオープン型イヤホンくらいあるので、静かな環境での利用には注意が必要となる。また、比較的音質が良いため、慣れると「わりと良いスピーカーでがっつり音楽を聴いている」と錯覚してしまい、思わず歌ってしまいそうになるが、端から見ると「いきなりアカペラで歌いだす人」になるので注意が必要だ。

 Aeropexは防水性能があり、装着感もしっかりしているので、とくにスポーツシーンでの利用に向いている。長時間水没するなどでもなければ耐えられるIP67なので、汗をかくようなスポーツはもちろん、たとえばジョギング中の突然の雨でも安心だ。なお水泳には使えないが、そもそもBluetoothは水中に電波が届かないので当然だ。

重量は26gとかなり軽いが最大8時間バッテリが持続する(待機状態は10日)。それよりもバネがやや強く、かなりしっかりと装着できるが、慣れるまでは頭の締め付けがやや気になる人もいるかもしれない
充電端子は独自のマグネット貼り付け式。充電ケーブルは2本同梱されるので職場と家など複数の場所に置いておける。反対側は普通のUSB Type-Aなので汎用の充電アダプタが使える

MacBookユーザー必携のUSB Type-Cマルチハブ

StayGo

 Twelve Southの「StayGo」はUSB Type-C専用のマルチハブだ。MacBookとUSB Type-Cケーブル1本で接続すれば、3つのUSB Type-Aポート、HDMIポート、1000BASE-T対応Ethernetポート、SDカード/microSDカードスロットが利用できる。StayGo側にもUSB Type-Cポートがあり、PD対応の充電器を接続すれば、MacBook側に給電も可能だ。

 この手のマルチ機能USB Type-Cハブ、そこそこ高価ではあるが、MacBookなど、USB Type-Cポートしかないパソコンのユーザーは必携だ。どのくらい多機能なモノを選ぶべきか悩むところだが、なるべく機能が多い方が良い。オフィスや自宅など固定環境で使うならHDMIやEthernetはあった方が良いし、出張時は多機能なものほど役に立つ。その点、StayGoは思いつく限りの機能を内蔵しているので安心だ。

 この手の製品は、パソコンにつなぐケーブルや端子が一体型の製品も多いが、それだと設置場所に困ることもある。しかしこちらの製品は好きなケーブルが使えるので設置場所の選択肢が豊富だ。パッケージには1mほどのUSB Type-Cケーブルが付属するが(片方がL字になってて地味に使いやすい)、本体内に10cmほどの短いケーブルが収納されているので、オフィスなどの固定環境では長いケーブル、出先では内蔵ケーブルと使い分けできるのが便利だ。

 ちなみにこの製品、USB規格に則った製品なので、当然ではあるがMacBookだけでなく、WindowsパソコンやAndroidスマートフォン、iPad Proなどでも利用できる。サムスンやファーウェイの一部機種なら、ディスプレイをつなぐことでデスクトップPCのように使えるのもなかなか便利だ。

本体内に収容できる10cmくらいのケーブル。いざというときに役に立つ
同梱のケーブルを使えばより自由な位置に配置できるので、デスク上で使うときなどに便利
左からHDMI、USB×3ポート、Ethernet、USB Type-C(給電用)。ボディはコンパクトとは言えないが、ポート数を考えるとギリギリまで切り詰めてある
パソコンにつなぐUSB Type-Cポートの反対側にmicroSD/SDカードスロットがある。カードリーダーは忘れたり失くしたりしがちなので、一体型になってるのはホントありがたい

白根 雅彦