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通信障害時もWi-Fiで利用できる電話アプリ「LINE Out」

 LINEのSNSアプリ「LINE」では、発信元がデータ通信で利用できる通話アプリ「LINE Out」が提供されている。ユーザーによっては、広告視聴で1回最大3分間(日本国内の固定回線)無料で通話サービスが利用できる。

 発信ユーザーは、LINEアプリのダウンロードと登録が必要となるが、相手はLINEユーザーでなくても、固定電話や携帯電話の電話番号があれば通話できる。ただし、警察や消防、救急などへの発信や、一部の有料通話サービス/事業者への発信はできない。

 「LINE Out」は、LINEアプリのホームタブにある「サービス」から「すべて見る」をタップ。便利ツールのカテゴリーにある「LINE Out Free」などから利用できる。

 電話番号を入力して発信する場合、左上のアイコンをタップすると、ダイヤルパッドが表示される。

「LINE Out」画面イメージ
無料で通話できる回数は、左画面の上部に表示されている

 通話料金は、日本への発信の場合プリペイド式のコールクレジット(120クレジット120円から購入できる)で「固定電話:3クレジット/分」「携帯電話:14クレジット/分」。

 無料通話回数があるユーザーは、1回あたり固定電話宛てで最大3分、携帯電話宛てで最大2分無料で通話できる。

 電話番号の認証が済んでいるユーザーは、発信者番号を通知して発信できる。認証はSMS認証となるが、未認証のユーザーでも、発信者番号非通知で利用できる。

 なお、発信者側は電話回線が利用できなくてもデータ通信やWi-Fi環境があれば利用できるが、受信/着信側では電話回線を利用するため、着信するユーザーの電話回線が利用できない場合は、通話できない。

【追記 2022/07/06 17:52】
 着信側では電話回線を利用している旨と、着信側で通信障害が発生した際に利用できない旨を追記しました。