レビュー

京セラ「あんしんスマホKY-51B」クイックフォトレビュー――ドコモのシニア向け新ラインアップをチェック

 NTTドコモから京セラ製のスマートフォン「あんしんスマホKY-51B」が今春発売された。ドコモのシニア向けスマホとして新たにラインアップされた「あんしんスマホ」を、今回は実機の外観やカメラ機能などをクイックレビューでご紹介する。

外観をチェック

 ディスプレイは6.1インチで2400×1080ピクセルのTFT液晶を搭載する。ディスプレイの下には3つの物理ボタンを搭載し、フィーチャーフォンに慣れたシニア層のユーザーでも操作がしやすいほか、電話の着信時などにボタンが光ることで、操作をアシストする機能を備えている。

 本体の大きさは約161×71×8.9mm、重さは約171g。

表面
裏面
左側面
右側面
下側面
上側面
本機の特徴である3つの物理ボタン
SIMスロットとmicroSDカードスロット

カメラ機能をチェック

アウトカメラはシングル構成。背面にはFeliCaリーダーと指紋センサーを備える

 「あんしんスマホKY-51B」のアウトカメラは約4800万画素(F値1.8)のシングル構成、インカメラは約800万画素(F値2.0)のカメラを搭載する。

 カメラアプリもメインのUI(ユーザーインターフェイス)と同様に大きなアイコンで設定できる。手ぶれ補正や連写、位置情報の付加などほかの端末では深い階層にあることが多い設定も、大きなアイコンで設定しやすい印象。また、QRコードの読み込みも標準カメラアプリでできる。

カメラアプリ
カメラアプリの撮影画面、Googleレンズ機能も利用できる
設定メニュー(上)と、撮影サイズの設定画面(下)
作例(クリック/タップで原寸大サイズで表示)
拡大したところ

UIや設定画面をチェック

ホーム画面
右は、電話帳に「hogehoge太郎」を登録したところ。よくかける連絡先のショートカットをホーム画面に設定できる
設定画面
文字サイズの設定
詳細設定
クイック設定パネル
ユーザーの歩数やデータ通信量などを1画面で確認できる。使い方ナビでは、スマートフォンの使い方を解説する(左)。右はアプリ履歴画面
電卓アプリ

主な仕様をチェック

機種名
あんしんスマホ KY-51B
サイズ
約161×71×8.9mm
重さ
約171g
チップセット
Qualcomm Snapdragon 480
メモリー
4GB
ストレージ
64GB
メインディスプレイ
約6.1インチTFT液晶
解像度など
1080×2400(FHD+)
アウトカメラ
約4800万画素(F値1.8)
インカメラ
約800万画素(F値2.0)
バッテリー容量
4500mAh
Wi-Fi
IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth
Bluetooth 5.1
5G対応バンド(国内)
n78、n79
4G対応バンド(国内)
B1、B3、B19、B21、B28、B42
eSIM
非対応
防水・防塵
IPX5/8、IP6X
ワンセグ/フルセグ
非対応
おサイフケータイ
NFC/FeliCa
生体認証
指紋、顔
本体カラー
ピンクゴールド、ネイビー