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マイクロソフト、「Surface Pro 4」を11月12日発売、「Surface Book」も2016年初に
(2015/10/22 16:22)
日本マイクロソフトは22日、Windows 10搭載のタブレット「Surface Pro 4」と、「Surface Book」を日本に投入することを発表した。「Surface Pro 4」は11月12日発売。参考価格は12万4800円~(税抜、以下同)。「Surface Book」は2016年の初頭に発売予定で、価格は未定。
Surface Pro 4
「Surface Pro 4」一般向けモデルには「Office Home and Bussiness Premiun プラス Office 365」サービスが付属する。参考価格は、CPUに「Core m3」とメモリ4GB、ストレージ128GBを搭載したモデルが12万4800円。CPUに「Core i5」、メモリ4GB、ストレージが128GBのモデルが13万9800円。「Core i5」にメモリ8GB、ストレージ256GBのモデルは17万9800円。
「Surface Pro 4」の「Core i7」搭載モデルについては、2015年12月の発売予定とされており、発売日については改めて案内される。「Core i7」搭載モデルの価格は、8GBメモリと256GBストレージの構成で21万4800円、16GBメモリと256GBストレージの構成で23万9800円。16GBメモリ、512GBストレージの最上位構成は28万9800円。
法人向けモデルは、Officeが省略され、一般向けモデルより1万3000円引きの価格で提供される。
「Surface Pro 4」は、前機種「Surface Pro 3」の大きさや特徴をそのままに、ハード、ソフトの両面から刷新したモデル。額縁を狭くすることで、ディスプレイを12.3インチまで大型化した。「PixelSence」と名付けられたディスプレイは、色再現性が高いことが特徴。解像度は2736×1824ドットに引き上げられている。
同梱の「Surfaceペン」によるペン入力機能も向上。筆圧検知は1024段階まで可能となり、太さの違う4種類のペン先(別売、セットで1400円)へと交換することで、より紙に近い感触を実現している。ペンは本体にマグネットで装着して持ち運びできる。
別売の「Type Cover」(1万6400円)はブラック、シアン、ブルー、レッド、ティールグリーンの5色展開。各キーの間隔を広げることで、打鍵感を向上させている。
CPUには第6世代「Core」プロセッサーを搭載。メモリはDDR5を採用と、パフォーマンスも強化。外部接続用の端子はUSB 3.0やMini DisplayPortを搭載。充電用の端子「SurfaceConnect」は、ドック接続機能を兼ねており、専用の「Surfaceドック」(別売、2万5400円)を接続することで、USB 3.0が4端子、4K出力対応のDisplayPortを2端子、ギガビット接続対応の有線LAN端子を追加できる。
Surface Book
「Surface Book」は、Surfaceの設計チームが開発した、ノートパソコンとしても使えるタブレット。取り外せるキーボードにGPU(NVIDIA製の『GeForce』)が搭載されており、キーボードを接続していないときはチップセット内蔵のGPUでタブレットとして利用し、キーボードを接続すると外付けのGPUで利用できるノートパソコンとして利用できる。
発売時期については、「2016年初頭のなるべく早い時期」とされた。日本での価格については、現時点で公表されていない。
キーボードの接続部には、「マッスルワイヤー」という独自の装着機構を採用。装着時は強固に接続され、外れることなく利用できる。タブレットとして利用する際は、ボタンを押すことで、軽い力で外れる仕組み。