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格安スマホの利用率は「中学生>高校生」

 MMDLabo運営のMMD研究所は、中高生の携帯電話利用に関する調査レポートを発表した。20代~40代の母親627人を対象に、8月7日と8日、ネットを通じてアンケートを実施した。
 レポートによれば、中高生の携帯電話の所有率は、中学生全体で57.6%、高校生で96%となった。中学生のうちは、スマートフォンの所有率は53.9%で、フィーチャーフォンも24.9%、子供向け機種もフィーチャーフォンが5.2%、スマホが3.1%とわずかながら存在するが、高校生になると一変して86.9%がスマートフォンを使う。

 中高生ともに、わずかながら存在するのが格安スマホ。ほとんどが大手キャリアのスマートフォンという高校生では、その利用率が3.8%に留まるものの、中学生になると7.8%とほぼ倍と興味深い結果。ちなみに大手キャリアの携帯電話(スマホ/フィーチャーフォン)を使う子供の保護者に対して、格安スマホへの移行を検討するかどうか質問したところ、21.2%が「検討している/するつもりである」と回答した。なお「格安スマホを知らない」という回答も7.2%、存在した。

 このほか、子供が携帯電話を初めて所有することになった時期については、中学1年生が26.2%、次いで高校一年生が24.2%だった。この2つの回答が他を大きく引き離しており、新生活にあわせて導入したことがうかがえる。

関口 聖