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スマホはSNS利用、パソコンはショッピング利用が多い傾向~MMD調査

 MMD研究所(MMDLabo)は、パソコンのブラウザとスマートフォンのブラウザ、アプリの利用実態調査の結果を発表した。

 調査の内容は、SNS、メール送信、EC(ネットショッピング)、クーポン取得、英語学習などの32項目のWebサービス、アプリについて、パソコンのブラウザ、スマートフォンのブラウザとアプリで利用頻度を問うもの。対象は、20~59歳のスマートフォンを所有する男女892名。インターネット調査として実施された。

 調査結果では、パソコンのブラウザ、スマートフォンのブラウザ、アプリとも、「メール受信」の利用傾向がもっとも多く見られた。2位以下では、パソコンでは「EC」、「動画視聴」、「天気情報」、「旅行予約」といった項目が利用傾向が多く、スマートフォンブラウザとアプリでは、「SNS」、「地図情報」、「クーポン取得」などの利用が多いという結果となった。「ニュース」について、パソコン、スマートフォンともにブラウザ上での利用傾向が多くみられた。

 男女別の結果では、パソコンのブラウザとスマートフォンアプリでは男性の利用が、スマートフォンブラウザでは女性の利用が多い傾向となった。

 男性の利用が特に多かったのは、パソコンのブラウザでの「動画視聴」と「SNS」。女性の利用が顕著なのはスマートフォンブラウザでの「メール送信・受信」や「グルメ情報」など。

 年代別では、パソコンのブラウザは年代が高いほど利用傾向が多く、特に「EC」や「旅行予約」などで全体の利用率を牽引する結果となった。スマートフォンアプリでは、若年層の利用傾向が比較的多い中、「ニュース」アプリは50代の利用が特に多く見られた。

石井 徹