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ドコモ、モバイルルーターの「L-01G」と「HW-02E」でソフト更新

 NTTドコモは、LGエレクトロニクス製のモバイルルーター「Wi-Fi STATION L-01G」と、ファーウェイ製のモバイルルーター「HW-02E」のソフトウェアアップデートを公開した。

Wi-Fi STATION L-01G

Wi-Fi STATION L-01G

 「Wi-Fi STATION L-01G」のソフト更新では、LTE-Advancedにおいて、複数の周波数帯を束ねて利用する「キャリアアグリゲーション」(CA)で利用できる周波数帯の組み合わせに、2GHz帯と800MHz帯の組み合わせ(合計25MHz幅)が追加される。これまで提供されていた、2GHz帯と1.5GHz帯(合計30MHz幅)および800MHz帯と1.7GHz帯(合計30MHz幅)の組み合わせとあわせて、3種類の組み合わせが利用可能となる。このほか、快適に利用するための軽微な更新や仕様変更が含まれる。

 アップデートは端末本体を操作して行う。アップデート時はLTE/3G回線を利用するか、Wi-Fiに接続して行う。LTE/3G回線を利用する場合は、ドコモの契約のあるminiUIMカードを用いる必要があり、パケット利用料は有料。更新にかかる時間は約4分で、更新後のソフトウェアバージョンは「L01G-MDM9230-V10c-APR-15-2015-DCM-JP」。

HW-02E

HW-02E

 「HW-02E」のソフト更新は、圏外から圏内に移動した際に、まれに正常に通信できない場合がある、という不具合を解消するもの。

 自動更新には対応していないため、更新はユーザーが、端末単体の操作により行うか、パソコンで「HW-02E設定ツール」を操作して行う。どちらの方法も、更新にかかる時間は約10分で、更新後のソフトウェアバージョンは「21.160.00.23.736」となる。

石井 徹