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「渋滞ナビ」、渋滞を考慮した「最速ルート」ナビ機能追加
過去1年の渋滞実績と1年先の渋滞予測も確認可能
(2015/4/6 20:56)
フリックテックは、渋滞情報を提供するアプリ「渋滞ナビ」を大幅にアップデートし、カーナビゲーション機能などを追加して配信を開始した。アップデートはAndroid版が対象。iOS版の同様のアップデートは開発中で、配信時期は未定。ダウロードは無料で、渋滞情報の閲覧など一部の機能だけを利用できる。カーナビなどが提供されるプレミアム機能の利用料は月額324円(税込)。
今回のアップデートにより、従来から提供されている渋滞情報を反映させた「カーナビ」機能が新たに搭載された。ゼンリンの地図データが採用され、渋滞情報を考慮した「最速ルート」を検索可能。ドライブ中にも渋滞情報は監視され、最速ルートが変わると直ちに新しいルートを検索する「ダイナミック・リルート」機能も利用できる。
ナビ機能の画面は昼間用とナイトビューの2種類に対応。分岐などでは方面看板や3Dイラストなどの画像でガイドされるほか、人の声による自然な音声ガイドを搭載する。施設検索、住所検索、電話番号検索などにも対応する。また、履歴やお気に入り(マイプレイス)はクラウド上に保存され、ほかの端末で情報を引き継げるようになっている。
渋滞情報は、300万ダウンロードを超えるという同アプリのユーザーから送られるプローブ情報などをクラウド上でリアルタイムに解析し提供される。
渋滞情報を活用する「渋滞タイムスライダー」機能では、過去1年の渋滞実績と、1年先までの渋滞予測を30分単位で確認できる。
このほか、「交通投稿」機能では、渋滞地点や事故、工事といった交通情報を投稿し、共有できる。
無料版では同社のデータによる渋滞情報のほか、交通情報を確認可能。今後は無料版でも投稿機能、渋滞専用地図などの提供が検討されている。
(C) flictec Inc.