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スマホと一緒に使うレンズ交換式カメラ「OLYMPUS AIR A01」
(2015/2/5 18:04)
オリンパスイメージングは、ファインダーやモニターを持たず、スマートフォンとワイヤレス接続して利用するレンズ交換式カメラ「OLYMPUS AIR A01」を3月6日に発売する。同社のオンラインショップのみでの取り扱いとなり、価格はボディ単体で3万6504円、「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」とセットになったレンズキットが5万3784円(いずれも税込)。
OLYMPUS AIRは、“オープンプラットフォーム”や“オープンイノベーション”をテーマに開発されたデジタルカメラ。同社では、2014年秋からデベロッパーやクリエイター向けの取り組みとして「OPC Hack & Make Project」を立ち上げ、OLYMPUS AIRを活用したスマートフォンアプリを開発するためのSDKや、背面に取り付けるアタッチメントなどを制作するための3Dデータを公開しており、今までにない映像を撮影できる環境を整えたいとしている。
デジタルカメラとしては、有効画素数1605万画素の4/3型LiveMOSセンサーを備え、マウントはマイクロフォーサーズマウントに対応する。大きさは56.9×57.1×43.6mmで、重さは約147g。メモリカードはmicroSDカード(SDHC/SDXC)に対応する。バッテリーは内蔵型となっており、無線LANがオフの状態で約320枚、オンの状態で約200枚の撮影が可能という。充電は背面のmicroUSBポートで行う。
カメラ本体にはファインダーやモニターは搭載されておらず、iOSもしくはAndroidを搭載したスマートフォンやタブレットからBluetooth Smartや無線LAN(IEEE802.11b/g/n)経由でコントロールする。
同社では、基本アプリとなる「OA.Central」のほか、デジタル一眼レフカメラのようにシャッタースピードや絞りをコントロールできる「OA.ModeDial」などの8つのアプリを用意。これらに加え、前述のSDKを使ったサードパーティー製のアプリをインストールすることで、さまざまな使い方が可能とされている。