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ソニーがクアルコム提唱のIoT団体「AllSeen Alliance」に加盟

 IoT(Internet of Things)を推進する非営利のオープンソースコンソーシアム、AllSeen Allianceは、プレミアムメンバーにソニーが加盟したと発表した。

 ソニーの加盟により、プレミアムメンバーはElectrolux、Haier、LG、Microsoft、パナソニック、Qualcomm Connected Experiences、シャープ、Silicon Image、ソニー、Technicolor、TP-Linkの11社になった。また、AllSeen Allianceにはコミュニティメンバーとして53社が参加している。

 AllSeen Allianceは、オープンソースコードの「AllJoyn」を基にしたソフトウェア開発で互いに協力する団体で、「AllJoyn」は、ブランドやOS、インフラによらず、近くにある製品を発見して相互に動作することを可能にする規格になっている。当初「AllJoyn」はクアルコムが開発していたが、規格はLinuxファウンデーションに寄贈され、非営利団体のAllSeen Allianceが設立。相互互換性の解決などで加盟各社が協力している。

2014年6月に台湾で披露された、家電がネットワークで相互に通信して連携する「AllJoyn」のデモ

太田 亮三