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IoT団体「AllSeen」にルネサスやZTE、ASUSが加盟

 IoT(Internet of Things、モノのインターネット)を推進する団体、AllSeen Alliance(オールシーン アライアンス)は、新たなメンバーとしてルネサスエレクトロニクス、ZTE、ASUSTekなど20社が加盟したと発表した。

 新たに加盟したのは、HiSilicon Technologies、ルネサス、ボーダフォン、ZTE、ASUSTekなどで、通信関連企業やソフトウェア開発、IoTプラットフォーム、スマートホームといった分野に関わる企業となる。

 AllSeenは、IoT関連のオープンソースなソフトウェア「AllJoyn」をもとに協力していく団体。「AllJoyn」を搭載する機器では、メーカーの垣根を超えて、近くにある「AllJoyn」搭載機器と連携して動作できる。たとえば玄関の鍵を開けると同時に宅内の明かりが点く、といった連携が可能になる。クアルコムによって開発された「AllJoyn」は、Linuxファウンデーションに寄贈され、「AllSeen」には2015年だけでも既に70社以上が加盟するなど拡大を続けている。

 今回の発表では、あわせてメジャーリリースとなる「AllJoyn 15.04」が発表され、iOS 8.1のサポートなど新たな要素が加わっている。

関口 聖