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auとデアゴスティーニ、週刊「スマホを作る」創刊

全520号で10年後に最新お宝スマホが完成

 KDDIは、デアゴスティーニ・ジャパンとコラボレーションし、自作スマートフォンを作れるシリーズ、週刊「スマホを作る」を4月1日に創刊する。全520号で完結し、創刊号は790円(税込)、2号以降は1980円(税込)。毎週火曜日に発売する。判型はA4変型判でオールカラー。

週刊「スマホを作る」

 今回発売される週刊「スマホを作る」は、デアゴスティーニのパートワークの手法により、読者が学びながらスマートフォンを自作できるシリーズ。必要な部品が毎号ひとつずつ届き、全520号、10年というシリーズ最長期間で完成を目指す。完成品は、10年後の2024年でも色褪せることのない最新型スマートフォンになるとしている。

 創刊号に付属のパーツは「ホームボタン」。次号まで組み立てる必要はないため、「延々と磨いておきましょう」と案内されている。週刊「スマホを作る」ではパーツのほかにも、スペックやこだわり、スマートフォンの歴史などが毎号解説される。

 デアゴスティーニ・ジャパンは今回の発表に合わせて、「もっと愛着を持ってもらいたい、一生モノを手にしてほしい、という願いから満を持して発行を決断した」とコメントしている。

 完成品の製品名は「auDeA2024」。32万画素CMOSカメラを搭載し、メール送信文字数は最大で全角139文字。メモリダイヤルは20件、着信メロディの和音数は16音。連続待受時間は約40分で、連続通話時間は約2分40秒。充電にかかる時間は約8時間。大きさは約90×135×30mmで、重さは約1.2kgとなっている。

週刊「スマホを作る」で10年後に完成するスマートフォン
利用イメージ
プロモーションビデオ

 なお、今回の発表はエイプリルフールにちなんだもの。ちなみに2013年は、同社のエイプリルフール企画において、ベッド型の画面の中で「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」を採用したことがきっかけになり、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」仕様でラッピングした車載型基地局をコミケに投入するに至っている。

太田 亮三