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ドコモがエリア競争にとどめ、JAKU-SAと共同開発した月面基地局が完成
火星・木星へと順次エリア拡大予定
(2014/4/1 17:00)
NTTドコモは、さらに速く快適につながりやすいネットワーク「Strong.」を推進するべく、極秘で取り組んできた「MOONプロジェクト」を4月1日に公開した。地球を飛び出し、宇宙にまでもエリアを拡大するとともに、快適に利用できる3つのプランを提供する。携帯電話各社が競って整備を進めているエリア拡大から、一歩秀でたサービス展開となる。
月面基地局が完成
宇宙で強いネットワークを構築するために、ドコモは月面に基地局を設立。ここではLTEの38.44万倍ともいわれている強力かつ高速な「MLT(Moon Light Evolution)」通信を採用した。月光のようなほの明るい光を発する特殊素材「輝夜竹(かぐやだけ)」を主成分とした電波塔が特徴。
また無重力空間においても迅速な建設作業を可能にするため、ドコモとJAXU-SA(ジャクウサ・宇宙開発地球連合研究所)は、うさぎ型を模した月面建設特化型ロボット「RaBit」を共同開発し、遠隔操作による建設に取り組んだという。これにより、月面法人「月のウサギ社」と提携し、短時間での月面基地設立に成功した。
今後は地球全体(2015年予定)、火星(2020年予定)、木星(2040年予定)へと順次エリア拡大を予定している。
選べる3つのプラン
NTTドコモは、MLE通信を快適に利用できるよう「スイカ割」「アポロ割」「ドラキュラ割」の3つのプランを用意した。
「スイカ割」は丸い月に見立てたスイカを割る気持ちで、“ズバっと半額!”となる真夏の青春割として用意された割引プラン。 加入条件は、ドコモショップにてスイカ割りに挑戦、成功した人のみとなる。また、スイカがなくなり次第終了となる。
「アポロ割」は、初めて月面到着をした「アポロ11号」にちなんで、ドコモの携帯電話・スマートフォンを通算11台以上利用したことのあるユーザー限定のプレミアムプラン。同プランに加入すると、基本使用料が月額11円になる。また、月面基地への招待ツアーに毎月応募できたり、専属コンシェルジュ「かぐや姫」からの無理難題をクリアする「リアルかぐや姫」ゲームに参加できるなどの特典が用意されている。
「ドラキュラ家族割」は、家族にドラキュラがいる場合、満月には「MOON」が利用でないことから、満月の日だけ通信料無料で利用できるプラン。そのほかの日はスタンダードプラン「クレーター割」と同じ料金が適用される。
なお、ドコモのサイトでは“2014.4.1に見た夢”をイメージしており、エイプリールフール企画だということがわかる。