ニュース

勤務時間外でもスマホ/タブレットを仕事に活用、IDC調査

 IDC Japanは、個人が所有するスマートフォンやタブレット、パソコンの利用状況調査の結果を発表した。複数の機器を使う人は、プライベートな時間帯でも仕事に利用している傾向があるという。

 同調査は、働いている男女を対象に無作為でWebアンケートを実施して、スマートデバイスを仕事で使うと回答したユーザー800人を対象にしたもの。スマートフォンやタブレット、パソコンのいずれかを持っている人のうち56.6%が個人で持っているそれらの機器を、自宅、通勤中や帰宅後に使って仕事に利用していると回答。全てを持っているユーザーのうち33.7%は「全ての機器を仕事に利用している」という。

 私物の機器を、仕事とプライベートのどちらで利用することが多いか尋ねたところ、「仕事のみ」「仕事利用が大半」というユーザーが、スマートフォンでは約15.1%、タブレットでは17.4%、パソコンでは15%となった。

 IDC Japanは、個人向けのスマートデバイスやパソコンの成熟が進むなかで、ビジネスにも活用できるという視点は、新たな付加価値の提供に繋がるとしている。

関口 聖