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ドコモ、東北復興支援でNPO資金調達をサポート

 NTTドコモは、東日本大震災の被災地で活動しているNPO(非営利団体)などが活動資金を調達しやすくなるように、4月1日よりサポートプログラムを提供する。

 今回の取り組みにより、NTTドコモが選定したNPOなどについて、プロモーション支援やドコモ社員による活動支援、情報配信のためのタブレット端末の貸与、活動準備金(1団体につき50万円)の寄付などを実施する。

 また取り組みでは、「JustGiving」と連携する。「JustGiving」は、NPOに対し個人が寄付をしたり友人や家族に寄付先のNPOを紹介したりできるクラウドファンディング(ネット上の資金調達支援)サービスで、ドコモが選定したNPOは「JustGiving」内で紹介されるほか、6月からは「JustGiving」での寄付の決済手段として「ドコモ口座」からの支払い、および携帯電話と合算した支払いが可能になる。

 4月からは第1期のプログラムとして、ドコモが2013年度に助成したNPOなど10団体を対象に上記のような支援を行う。2014年度下期には、第2期を開始する予定で、行政や中間支援団体から推薦のあったNPOなどを中心に選定する方針。

 ドコモではこのほか、東北復興支援の取り組み「笑顔の架け橋 Rainbowプロジェクト」の一環として、岩手・宮城の被災地の商品をギフトカードにして、売上の一部を寄付する「東北応援ギフトカード」を販売するなどの、新たな取り組みも行っていく。

太田 亮三