小学館アカデミーがシニア向けのLINE体験会実施

　シニア向けにパソコン教室「小学館アカデミー」を運営する小学館集英社プロダクションは、9月7日（土）に東京・六本木のアークヒルズサイドで雑誌『サライ』（発行：小学館）とタイアップしたシニア向けのスマートフォン無料体験講座を実施した。体験講座は1回あたり約60分で、10時、13時、15時の3回にわけて行なわれ、各回約15名、合計約45名の参加者があった。

　イベントの目玉は「LINE」が体験できること。「“誕生日のプレゼントに何が欲しいの？”とメールを送っても返事をくれない19歳の姪っ子が、『LINE』だとすぐに返事をくれるんですよ」と、講師自らの体験を交えながら「LINE」が紹介され、来場者たちは熱心に耳を傾けていた。

　実際に「LINE」を使ってた来場者からは「メッセージの既読機能は、相手が読んでくれたかどうかがわかるので不安にならない」「スタンプを実際に使ってみて、孫がはまる理由がわかる気がした」などの感想が聞かれた。

　イベントでは、スマートフォンとフィーチャーフォンの違い、スマートフォンの基本的な操作方法などが紹介されたほか、「ELUGA P」（パナソニック製）が用いられため、フィーチャーフォンと同じキー配列したソフトキーボード「ケータイキー」や、ドコモが開発した「docomo シンプル UI」も紹介されていた。

　小学館アカデミーでは、首都圏を中心にパソコン、スマートフォン、タブレットの講座を展開中で、10月からスタートする秋講座に向けて無料体験会を実施している。なお、9月28日にもドコモタブレットをテーマにしたイベントなどを予定している。