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AXGP対応、新料金プランに対応したスマホ「STREAM」

 「STREAM」(201HW)は、AXGP(4G)とW-CDMA(3G)に対応したファーウェイ・ジャパン製のスマートフォン。9月上旬に発売される予定。

「STREAM」(201HW)

 「STREAM」は、通信方式としてPHSには対応せず、4Gと3Gをサポートするスマートフォン。ダイバーシティアンテナで通信品質を向上させているほか、ネットワークをすばやく検出する独自技術「ダイナミック シグナル コントロール」により、移動時に電波が不安定になっても、すぐにつながる状態になるとしている。カメラは1.8秒で10枚の連写が可能なモードを搭載。1930mAhのバッテリーや省電力モードで長時間の利用に対応している。

 同じ名称で、同じ仕様と思われる端末は、2012年10月にソフトバンクから発売されているが、7月4日の発表会で展示された「STREAM」の説明員によれば、ハードウェアの仕様や端末ソフトウェアは「ソフトバンクの製品と同じ」としている。ただし、メールを含めプリインストールアプリの一部はウィルコムユーザー向けに変更されており、販売ルートや契約できる料金プランも含めて、ウィルコムの製品としてラインナップされる。

 ウィルコムが新たに発表したスマートフォン専用の料金プランでは、「ウィルコムプランLite」に対応する。通信速度はAXGPとして下り最大76Mbpsに対応しており、これを比較的安価な「ウィルコムプランLite」で利用できる点が特徴。

 通信方式はAXGP(2.5GHz)、W-CDMA(900/1500/2100MHz)。海外ではW-CDMAに加えてGSM(900/1800/1900MHz)も利用できる。テザリングは4Gと3Gで可能になっている。

 OSにAndroid 4.0を搭載。ディスプレイは4.3インチ、960×540ドットの液晶で、CPUはMSM8960、1.5GHz駆動のデュアルコア。メインカメラは800万画素のCMOS、インカメラは130万画素のCMOS。ストレージは4GB、メモリは1GB。microSDカードを利用可能。無線LANはIEEE802.11b/g/n。

 GPS、Bluetooth 3.0をサポートする。メールサービスはMMS、SMSを利用できる。おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、防水・防塵、ライトメールは非対応。

 連続待受時間は4Gで約178時間、3Gで約420時間、GSMで約400時間。連続通話時間は3Gで約660分、GSMで約420分。大きさは約65×133×9.9mmで、重さは約131g。ボディカラーはブラックの1色。

太田 亮三