DNP、エリア限定の配信サービス「チェックインマガジン」


 大日本印刷(DNP)は、特定エリアに限定して、デジタルコンテンツを提供するサービス「チェックインマガジン」を発表した。

 「チェックインマガジン」は、店舗や施設など、特定のエリアだけでコンテンツを配信するサービス。その場所に根差したコンテンツを用意する形となり、スマートフォン、タブレット、パソコンで利用できる。利用時には専用の閲覧アプリが必要となる。

 ユーザーは、会員登録やクレジットカード情報の入力は必要なく、場所のほか時間帯にあわせたコンテンツを閲覧できる。飲食店や駅、空港、スタジアムといった場所・施設での導入が想定されており、来場者へのサービスの一環、あるいはコンテンツをともなう販促などとして展開される。

 9月10日からは、全日空(ANA)と日本ユニシスが伊丹空港のANAラウンジで提供する、デジタルコンテンツの雑誌コーナーで、「チェックインマガジン」の一部機能が利用されている。DNPでは、2015年度に10億円の売上を目指す。

(関口 聖)

2012/9/10 11:38