auのARROWS Z ISW11F、充電や再起動関連でソフトウェア更新


 KDDIは、富士通東芝製のAndroidスマートフォン「ARROWS Z ISW11F」の不具合を解消するソフトウェア更新「ケータイアップデート」の提供を開始した。

 明らかにされた不具合は4点で、充電できない場合がある、充電に時間がかかる場合がある、再起動する場合がある、「マイコレクション」を起動できない場合がある、というもの。

 このうち、充電できない場合がある、充電に時間がかかる場合がある、という2点は、1月19日に公開されたソフトウェア更新で修正の対象となっていたものだが、ソフトウェア更新ファイル自体に不具合が発見されたため、提供が一時停止されていた。

 更新にかかる時間は最大で約75分。利用料、パケット通信料は無料。更新中はほかの機能を利用できない。

 

一部のユーザーは手動更新時に注意が必要

 なお、ベースバンドバージョンがV37R33A、V39R35E、V41R37A、V45R40Bのユーザーが、自動更新ではなく手動で更新する場合、エラーの発生を防ぐため、以下の特別な操作が必要になる。ベースバンドバージョンは「設定」の「端末情報」から確認できる。また、手動更新では、ソフトウェア更新を2回行うことで最新の状態となる。更新にかかる時間は、1回目が約20分、2回目が約55分。

1)メインメニューを選択し、「設定」→「表示」→「バックライト」→「消灯までの時間」を「30分」に変更する
2)メインメニューを選択し、「設定」→「端末情報」→「ケータイアップデート」→「アップデート開始」を選択する
3)ケータイアップデートデータのダウンロード中は、画面が消灯しないよう、電源キーを押さない
4)ケータイアップデートが完了したら、「表示」→「バックライト」→「消灯までの時間」を、元の設定に戻す


 




(太田 亮三)

2012/3/29 13:09