auが「海外ダブル定額」拡大、CDMA国際ローミングは一部終了


 KDDI、沖縄セルラーは、海外パケット定額サービス「海外ダブル定額」の対象国に、4月1日よりカナダや欧州各国など、新たに18の事業者を追加する。

 「海外ダブル定額」は、指定の通信事業者に接続されることで、海外でのパケット通信料が最大で日額2980円となるオプションサービス。申し込みなしで利用できる。今回新たにタジキスタン、ウガンダ、ザンビア、ナミビアの5カ国の事業者に対応するほか、既に提供されている国や地域でも事業者が拡大する。追加されたされる事業者は以下の通り。

・Babilon Mobile(タジキスタン)
・Airtel Uganda(ウガンダ)
・Celtel Zambia(ザンビア)
・Airtel Tanzania(タンザニア)
・Mobile Telecommunications(ナミビア)
・Rogers Wireless(カナダ)
・Vodafone Espana(スペイン)
・Vodafone Espana(カナリア諸島)
・VODAFONE LIMITED(イギリス)
・Vodafone D2(ドイツ)
・Telekom Deutschland(T-Mobile、ドイツ)
・Vodafone Libertel(オランダ)
・T-Mobile Netherlands(オランダ)
・Mobistar(ベルギー)
・Vodafone Czech Republic(チェコ)
・T-Mobile Czech Republic(チェコ)
・T-Mobile Austria(オーストリア)
・Magyar Telekom Telecommunications(T-Mobile、ハンガリー)
・COSMOTE(ギリシャ)

 なお、3月31日をもって、「海外ダブル定額」を終了する事業者もいる。終了事業者は以下の3社となる。

・E-Plus Mobilfunk(ドイツ)
・KPN(オランダ)
・KPN Group Belgium(BASE、ベルギー)

タイやニュージーランドでCDMAローミング終了

 このほか、国際ローミングサービス「GLOBAL PASSPORT (グローバルパスポート) CDMA」について、7月1日にタイ、7月31日にニュージーランドでサービス提供を終了する。タイやニュージーランドのCDMA事業者がサービス停止するためで、「GLOBAL PASSPORT GSM」については、引き続き現地で利用できるとしている。

 

(津田 啓夢)

2012/3/23 14:36