常磐線の特急新車両「E657系」でWiMAXサービス


 UQコミュニケーションズは、JR東日本が常磐線の特急の一部で新たに導入する車両「E657系」車内でWiMAXサービスおよびオプションの無料公衆無線LANサービスを提供する。

 「E657系」は、JR東日本が新たに導入する特急向けの車両。営業時の最高速度は時速130kmで、これまでの特急車両と同等ながら、各座席に電源コンセントが設置されるなど設備面でも工夫がこらされている。東京と東北方面を結ぶ路線の1つ、常磐線では、特急「スーパーひたち」「フレッシュひたち」の一部で3月17日より導入される。3月17日時点では、両特急の約4割が「E657系」で運用される。

 常磐線の特急として運行が開始される3月17日から「E657系」の車内では、移動車両用レピーターを利用し、WiMAXサービスおよびUQの無料公衆無線LANサービス「UQ Wi-Fi」が利用できるようになる。こうした取り組みは、成田エクスプレスのE259系車両に続くもので、UQでは今後も全国の鉄道路線でのサービスエリア化に取り組む。




(関口 聖)

2012/3/14 12:42