ソフトバンク「お笑いLIFE」でサバンナ高橋が企画のアプリ配信


 ソフトバンクモバイルは、スマートフォン向けに提供している「お笑いLIFE」のコンテンツ「めざせ! 世界一の爆笑便利アプリ」から誕生した、サバンナ・高橋考案のアプリ「かゆがりGIRL」の配信を開始した。iPhone向けがApp Storeで、ソフトバンクのAndroid端末向けがAndroid マーケットで配信されている。価格は1ダウンロード170円だが、配信開始から1カ月はiPhone版が85円、Android版が99円で配信される。

 今回配信が開始されたアプリ「かゆがりGIRL」は、「お笑いLIFE」の中のコーナー「めざせ! 世界一の爆笑便利アプリ」にて、サバンナの高橋がプレゼン企画で勝利して考案したもの。背を向けた女の子の背中を掻いてあげるというアプリで、制限時間内にうまくかゆみをを取り除くと、女の子が振り向いてくれる。


サバンナの高橋

 22日には都内でファンを招待して「かゆがりGIRL 完成披露会見」が開催された。司会として登壇した鬼頭里枝、藤井隆のほか、アプリを考案したサバンナ・高橋に加えて、先輩芸人として今田耕司も登場。今田は「これ(アプリ)って、うまくいけばご飯食べていけるやないですか。ITってえげつない……」と会場の笑いを誘うと、さっそく「かゆがりGIRL」をプレイ。「もっとみぎ」「きもちいい」といった女の子の反応に「ヤラシイなこのゲーム!」思わずツッコむ一方で、何度も失敗して女の子の顔を拝めないものの、真剣にプレイしてなんとか選んだ女の子をクリア。こちらを向いて微笑んだ写真が表示されると「これ……面白い! しかもホンマめっちゃカワイイ! 振り返った時の嬉しさ、尋常やないで!」と驚いた様子だった。さらにサバンナ・高橋からはお手本のプレイが披露され、すばやくタッチを繰り返してすぐにクリアすると「2代目 高橋名人です」と告げ、会場からは笑いと拍手が起こった。

 サバンナ・高橋によれば、アプリに登場する15人前後の女の子は東京・表参道などでスカウトした素人で、半分以上は実際に高橋が声をかけて出演交渉などを行ったという。プロのタレントを起用する案も出たそうだが、「顔を見たいのに、顔が出てる人出してどないすんねん」と高橋のこだわりで、一般の女の子にこだわって制作されているという。

 高橋からは、「ゆくゆくは女の子がプレイしたいような、イケメンのかゆがりBOYも出したい」と次回作の構想も。ただ、「このアプリがダウンロードされてある程度評価されないと、次に取り掛かれないんですよ」と、第1弾アプリの評判にかかっているとした。なお、「かゆがりGIRL」に登場する女の子は、今後のアップデートで増える見込みになっている。


司会の鬼頭里枝司会の藤井隆先輩芸人として登場した今田耕司。「ファッションのテーマは?」と聞かれ「冬です!」と回答
今田が「かゆがりGIRL」に挑戦失敗すると顔は見られず、画面から立ちさってしまう
さらに真剣に挑戦する今田なんとかクリアすると「ホンマめっちゃカワイイ!」と感激。プロフィールなども見られる

 

 イベントではこの後、「めざせ! 世界一の爆笑便利アプリ」の第2回、第3回のプレゼン大会の告知のため、博多大吉とはんにゃの二人が登場したほか、御茶ノ水男子・おもしろ佐藤、パンサー・尾形貴弘、ジューシーズ・赤羽健一の三人が「かゆがりBOYS」として登場。会場の招待客から選ばれた人が、3人の背中を実際に掻くという「掻手会」(かくしゅかい)が実施され、掻いた人にサイン式などがプレゼントされていた。


博多大吉(左)とはんにゃの二人(中央・右)が次回のプレゼン大会の告知で登場
さらに若手芸人3人が「かゆがりBOYS」として登場。サバンナ・高橋は「吉本始まって以来の珍営業です」と笑っていた

 

 




(太田 亮三)

2011/11/22 15:39