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iPhone 7を充電しながら使える有線イヤホン「RAYZ」発表会

ノイキャンにサバンナ高橋も驚愕、アプリ連携で機能アップデートも予告

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、既報の通り、パイオニアブランドでLightning直結型のノイズキャンセリング・イヤホン「RAYZ」シリーズを発表した。製品の仕様などは別のニュース記事を参照していただきたい。本稿では、特徴などが解説された発表会の模様をお届けする。

 「RAYZ」シリーズは、3.5mmのアナログのイヤホンジャックが廃止されたiPhone 7/7 Plusなどを念頭に開発された、Lightning端子に直結する有線タイプのイヤホン。

 iPhone 7/7 PlusにはLightning直結タイプの「EarPods」が付属するが、このイヤホンを使っている間はiPhone本体を充電できないという自明の問題が存在する。「RAYZ Plus」では、ケーブルにLightningジャックを装備してこれを解決しているのが特徴。

 また、第2世代の「LAM2」(Lightning Audio Module 2)を初めて搭載。専用アプリからイヤホンの機能をさまざまに制御できるようになったほか、リモコンにはボタンがひとつ追加され、設定したアプリを簡単に起動できるようにしている。アプリとイヤホンの連携が強化され、今後の機能のアップデートなども可能になっている。

 「LAM2」は省電力化にも貢献する。フルボリュームで音楽を5時間再生しつづけるテストでは、3.5mmのアナログ端子が9%のバッテリー消費、AppleのLightning直結イヤホン「EarPods」が12%のバッテリー消費だったところが、「RAYZ」では6%の消費にとどまるという。

RAYZ Plus

 ノイズキャンセルのためのマイクは、イヤホン本体1つにつき、耳の中と外の2つを搭載。耳の中に向けたマイクによりユーザーに最適化したノイズキャンセリングのパラメーターを設定でき、またスマートノイズキャンセリングとして、周囲の環境に合わせたパラメーター設定が可能で、さまざまな騒音環境に対応する。この機能は、飛行機の中では快適だが、そのほかではノイズキャンセリング性能がマッチしないといった、従来のノイズキャンセリング製品に対する強みになっているという。

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズ 代表取締役社長の宮城謙二氏は、「ワイヤレスのほうが快適という意見もあるが、あえて無線ではなくLightning端子に接続する製品として、この1年間開発を続けてきた」と振り返る。

 RAYZの特徴は、搭載される第2世代のチップ「LAM2」で、これにより、同社が従来から提唱している、アプリとアクセサリーを融合させる“アプセサリー”というコンセプトを明確にできたという。宮城社長は「アプリとイヤホンを完全に合体させた」とアピールする。

 LAM2はAppleとAvnera社が開発したものだが、オンキヨーはAvneraに早い段階で出資しており、オンキヨーとAvneraで合弁会社を設立しイヤホンを開発、市場に登場するLAM2をいち早く搭載することが可能になったという。

 これらをまとめると、製品としては、新世代のチップでモジュール部(リモコン部分)などもコンパクトに仕上げ、オートポーズやヒアスルーでスマートさを強化し、耳や周囲の環境にあわせるといったパーソナルな機能も高めたのが特徴になっている。

オンキヨー&パイオニアイノベーションズ 代表取締役社長の宮城謙二氏
仕様を解説したオンキヨー&パイオニアイノベーションズ イノベーション事業本部 マーケティング部の甲斐拓氏

 なお、RAYZシリーズの特徴などを備えたAndroidスマートフォン向けのモデルについて聞くと、宮城社長は「将来的にはレンジに入ってくる」とコメント。USB Type-C端子を念頭に、RAYZシリーズと同様のコンセプトの製品を検討しているとした。

サバンナ高橋が驚愕、iPhone 7充電機能は待望の仕様

 ゲストとして登場したお笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄は、常に最新のiPhoneを使用しているというiPhone好きの芸人として登壇。移動が多く、常にiPhoneで音楽を聴いているという高橋は、iPhone 7でイヤホンジャックが廃止されたため、付属のイヤホン(EarPods)では充電しながら音楽を聴けないことが大きな不満だった様子。

 「充電しつつイヤホンとしても使える。そこに無茶苦茶惹かれる。お呼ばれした発表会でこんなにテンション上がっていいのかというぐらい」と、高橋は、充電しながら使えるイヤホンに感激している様子を隠さない。また、通常のノイズキャンセリングモードで音楽を聴き、次にHearThruモードをオンにすると「あぁぁぁすごい!」とその差に驚嘆。従来のノイズキャンセリングイヤホンなどは外を歩くのが怖かったというが、「これなら大丈夫では」とコメントしていた。

ゲストとして登場したお笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄(右)
RAYZ Plusを試用、音質やノイズキャンセリングの効果に驚いていた