日本通信、月1GBで3100円のSIMに通話を付加「talking 1GB 定額」


 日本通信は、月に1GBまでは3100円の定額で利用できるデータ通信サービスに、回線交換による音声通話サービスを付加したSIMカード「talking 1GB 定額」を発売した。

 今回発売された「talking 1GB 定額」は、9月10日に発売したデータ通信専用の「b-mobile 1GB 定額」に、スマートフォン利用者からの要望が多いという音声通話サービスを付加したもの。月(30日間)で1GBまでのパケット通信は3100円(初回のみ3480円)の定額で利用でき、さらに月額1290円の基本料で音声通話サービスも利用できる。音声通話には、月に1365円分(最大32分30秒相当)の通話料が含まれている。通話料は30秒あたり21円。パケット通信で30日以内に1GBを使い切った場合は、自動的に次回の利用分として3100円がチャージされる仕組み。

 ネットワークはNTTドコモのFOMA網を利用し、パケット通信は下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbps。標準サイズのSIMカードに加えて、micro SIMカード版も用意される。契約時の初期手数料は3150円。MNPに対応している。1年以内の解約では、解約金1万500円が必要。

「talking 1GB 定額」

 

テザリング対応、スマートフォンと1GB定額SIMのセットを販売

 同社ではまた、同社が手配したSIMロックフリーのiPhone 4に、テザリング対応でデータ通信専用の1GBの定額SIMカード「b-mobile 1GB 定額」をセットにした、iPhone 4「スマートWiFiパッケージ」を発売する。価格は5万9900円で、数量限定で9月22日19時より同社のWebサイトで注文を受け付ける。

 さらに、IDEOS「スマートWiFiパッケージ」も販売を開始している。こちらはテザリング対応でデータ通信専用の1GBの定額SIM「b-mobile 1GB 定額」が2枚が同梱され、価格は2万6800円。量販店のほか、Webサイトなどで購入できる。

 なお、日本通信では、スマートフォンのWi-Fiテザリング機能を「スマートWiFi」と命名(登録商標)。第1弾がIDEOS「スマートWiFiパッケージ」、第2弾がiPhone 4「スマートWiFiパッケージ」としている。

 




(太田 亮三)

2011/9/22 18:24