「ATOK for Android」正式版が登場


 ジャストシステムは、Android搭載スマートフォン向け日本語入力システム「ATOK for Android」の正式版の配信を開始した。価格は1500円だが、27日10時までは発売を記念して980円で提供される。

 「ATOK for Android」はAndroid端末で利用できる日本語入力システム。これまで試用版が提供されており、5月には「6月22日より正式版が登場」と案内されていたが、今回、対応機種などが明らかにされた。

 試用版ではNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの端末で利用できるようになっていたが、正式版ではイー・モバイルやb-mobile(日本通信)のAndroid端末でも利用できるようになった。試用版ユーザーから寄せられた声により各種改善も図られているほか、試用版に登録した単語や学習した内容も正式版へ引き継げる。

 Android 1.6、2.1、2.2、2.3、3.0、3.1に対応する。動作が確認されている機種は、ドコモのXperia SO-01B、GALAXY S SC-02B、GALAXY Tab SC-01C、LYNX 3D SH-03C、REGZA Phone T-01C、MEDIAS N-04C、Xperia arc SO-01C、AQUOS PHONE SH-12C、auのIS03、REGZA Phone IS04、IS05、SIRIUS α IS06、htc EVO WiMAX ISW11HT、MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M、ソフトバンクモバイルのDesire HD 001HT、GALAPAGOS 003SH、Streak 001DL、Libero 003Z、イー・モバイルのHTC Aria S31HT、Pocket WiFi S S31HW、日本通信が販売するIDEOS、Light Tabとなる。

 このうち、ATOKがプリセットされている機種では、プリセット版と別の日本語入力システムとしてインストールされる。一部機種では絵文字が扱えないものがあったり、入力中の文字が見えづらいことがあったりするとのこと。

 7月1日からは、15日間試用できる「お試し版」が提供される。また、今後は月額課金版が提供される。

 




(関口 聖)

2011/6/22 12:24