ドコモ、「Optimus bright」「F-09C」を発売


 NTTドコモは、LG製スマートフォン「Optimus bright L-07C」を6月18日、富士通製「F-09C」を6月24日に発売する。

Optimus bright L-07C

 「Optimus bright L-07C」は、最高輝度が700カンデラとなる4インチディスプレイを搭載するAndroid 2.3スマートフォン。海外で発売された「Optimus Black」がベースとなっているが、日本向けとなる「bright」ではボディカラーにWhiteが追加されたりAndroidの最新版が採用されたりするほか、パッケージに3種類のリアカバーが同梱され、カラーバリエーションが楽しめるようになっている。

 側面にある「G」マークのジェスチャーボタンを押しながら端末を振ったり、叩いたりすると、電話着信や、写真スクロールといった操作ができる。主な対応サービスは、spモード、電話帳バックアップ、海外対応のGPS、iチャネル、ドコモマーケット、メロディコール、WORLD WING(3G+GSM)、トルカ、テザリング(同時接続数は最大8台)など。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信には対応しない。

 約4インチ、800×480ドット、26万2144色表示のTFT液晶ディスプレイ、顔検出やHD動画撮影対応の約510万画素CMOSカメラを装備する。チップセットは1GHz CPUのOMAP3630。下り最大7.2Mbps、上り最大5.7Mbpsで通信できる。大きさは122×122×64×9.5mmで、重さは約112g。ボディカラーはBlackとWhiteの2種類で、BlackにはBlueとMagenta、WhiteにはLight BlueとLight Pinkの背面カバーがそれぞれ同梱される。

BlackWhite

 

F-09C

RED

 富士通製「F-09C」は、裸眼3Dや防水機能などに対応した、FOMA端末。従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)となる。一見するとスライド型の端末だが、開いた状態でディスプレイを回転させて、T字型で利用できる「ヨコモーション」機構を採用する。

 3.5インチの480×854ドットのディスプレイは、視差バリア式の3D表示に対応し、裸眼で3D立体視を楽しめる。1610万画素のCMOSカメラ(センサーはExmor R for Mobile)はレンズ1つとなっているものの、端末を動かして撮影することで、3D立体視要の写真を撮影できる。

 下り最大7.2Mbps、上り最大5.7Mbpsで通信でき、Wi-Fiではクライアントとして利用できるほか、アクセスポイントモードでモバイルWi-Fiルーター代わりに利用することもできる。50MBのiモーションやコンテンツパッケージを含む最新のiモードサービスに対応し、おサイフケータイやGPS、Bluetooth、指紋認証といった機能も搭載している。IPX5/IPX8相当の防水性能を備える。大きさは約114×51×15.8(最厚部19.8)mmで、重さは約146g。ボディカラーはRED、BLACK、WHITEの3色がラインナップされる。

BLACKWHITE

 




(関口 聖)

2011/6/15 16:18