ドコモのFOMAハイスピード、下り最大14Mbpsのサービスを開始


 NTTドコモは、HSPA方式を採用したデータ通信サービス「FOMAハイスピード」で、通信速度を従来より高速化し、下り最大14Mbpsで通信できるサービスを13日より開始した。

 FOMAハイスピードは、HSPA方式採用のデータ通信サービス。2006年8月にスタートした同サービスは、当初下り最大3.6Mbpsという通信速度だったが、2008年4月に下り最大7.2Mbpsとなり、今回、下り最大14Mbpsで通信できるようになった。上り速度は最大5.7Mbpsとなる。

 ドコモでは、2月に「Xperia arc」を発表した際、今夏にも下り最大14Mbpsのサービスを提供するとしていたが、6月13日より提供が開始された。エリアは、全国のFOMAハイスピードエリアとなる。なお、FOMAハイスピードはベストエフォート型サービスで、下り最大14Mbpsという通信速度はあくまで理論値となる。実際には、基地局との距離通信量などの影響を受け、理論値ほどの速度は得られないことが多い。

 発売済の対応機種は、Xperia arcのほか、AQUOS PHONE SH-12Cとなる。発表済かつ未発売の機種では、GALAXY S II SC-02C、MEDIAS WP N-06C、Xperia acro SO-02C、F-12C、AQUOS PHONE f SH-13Cの5機種となる。

 




(関口 聖)

2011/6/14 18:12