ドコモの「REGZA Phone T-01C」に不具合、ソフト更新開始


 NTTドコモは、富士通製のAndroidスマートフォン「REGZA Phone T-01C」における不具合を公表し、通信経由で端末ソフトウェアを改修できるソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 明らかにされた不具合は、赤外線通信を行った後におサイフケータイのアプリを起動してもエラーが発生し、アプリが起動できないというもの。最新版のソフトウェアを適用することでこの不具合が解消されるほか、細かいバグの修正も行われる。

 更新作業に要する時間は約6分間。この間、通話やメールを含むスマートフォンの各操作は受け付けられない。交信中に送信されてきたSMSはSMSセンターに保管される。更新の際にユーザーの「REGZA Phone T-01C」の固有番号(機種や製造番号など)が自動的にドコモの更新用サーバーに送信されるが、ドコモではソフトウェア更新以外の目的には利用しないとしている。

 なお、更新は3G回線で通信する必要があり、無線LANネットワークでは更新できない。更新時のパケット通信料は無料。なお、通話中や圏外時、国際ローミング中などは更新できない。

 

(津田 啓夢)

2011/2/3 13:19