「iPad」の通信速度規制、プリペイドプランは対象外
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28日に発売される「iPad」では、ソフトバンクモバイルのネットワークで通信できるWi-Fi+3G版がラインナップされている。ソフトバンクモバイルによれば、同モデルで大量に通信する場合は、通信品質維持のための速度制限対象になるという。
ソフトバンクモバイルでは、昨年12月より、通信品質やネットワーク利用の公正性確保を目的とした規制を導入している。同様の趣旨にもとづく規制は、各キャリアで導入されている。ソフトバンクモバイルでは一般的な携帯電話向けのパケット定額サービスでは月間300万パケット、iPhoneなどスマートフォンでは月間1000万パケットという基準が明示されており、基準をオーバーした通信を行うと、翌々月の通信速度が制限される。
「iPad」の発売が案内された際、同じく速度制限対象になることは明らかにされていたが、その基準についてソフトバンクモバイルでは「iPhoneと同じ」としており、月間1000万パケット(約1.2GB)という通信量に達すると、制限対象になるとしている。ただし、対象となるのは定額制の「(iPad専用)データ定額プラン」のみ。従来の携帯電話でもプリペイドサービス「プリモバイル」は対象外ということもあり、iPadでもプリペイドプランは速度制限の対象外という。
なおプリペイドプランには、通信量上限が1GBの「(iPad専用)プリペイドプラン(1GB)」と上限100MBの「(iPad専用)プリペイドプラン(100MB)」が存在するが、100MBプランについてはまだ詳細が明らかにされていない。ソフトバンクモバイルでは、「1GBプランとは通信量の上限が異なるだけ」としており、有効期限を迎えたり、通信量の上限に達したりした場合は、1GBプランから100MBプラン、あるいは100MBプランから1GBプランへ切り替えることもできるとしている。
2010/5/27 17:30