ドコモ、ハンディターミナルになる法人向け「F-05B」


 NTTドコモは、業務用バーコードの読取機能を搭載する法人向けFOMA端末「F-05B」を5月27日より販売する。

 「F-05B」は、バーコードスキャナー搭載でハンディターミナルとして利用できるストレート型法人向け端末。佐川急便が今秋導入予定として発表済のWindows Mobile端末になるという。昨秋開催された「CEATEC JAPAN 2009」で出展されたものと同等だが、当時公開されたスペックと比べ、連続待受時間と連続通話時間が異なっている。

 OSはWindows Mobile 6.5 Professionalを採用する。防水(IPX5/IPX7)および防塵(IP5X)仕様を備えるほか、背面に搭載したバーコードスキャナーで、JANコードやEAN、UPCなどのバーコード、QRコードなどの二次元コードを読み取れる。約200万画素のCMOSカメラやmicroSDHCカードスロット(最大8GB)、無線LAN(IEEE 802.11 b/g)、Bluetooth、GPSを搭載する。

 約2.8インチ、240×400ドット、ワイドQVGAサイズで最大6万5536色表示のTFTタッチパネル(感圧式)ディスプレイを装備する。HSDPA対応で、下り最大7.2Mbpsで通信できる。連続待受時間は約550時間、連続通話時間は約440分。ボディカラーはプラチナホワイトの1色となる。

 



(関口 聖)

2010/5/24 16:20