ケイ・オプティコム、「eoモバイル」を3月1日本格スタート


 ケイ・オプティコムは、MVNO方式のデータ通信サービス「eoモバイル」を3月1日より本格提供する。これまでも同ブランドでサービスを提供してきたが、3月1日からは公衆無線LANスポットを増強するほか、3Gサービスでも下り速度を高速化したプランを用意する。

 「eoモバイル」は、関西電力グループのケイ・オプティコムが提供するモバイル通信サービス。これまでは、イー・モバイルのネットワークを借り受け、MVNOとして3Gデータ通信サービスが提供されてきた。3月1日からは、公衆無線LANサービス「eoモバイル Wi-Fiスポット」と、最大21Mbpsで通信できる3Gサービス「21Mコース」が用意される。

 固定網サービスの「eo光ネット」(戸建て向け月額4900円)とセットで利用する場合の料金は、「eoモバイル Wi-Fiスポット」が、ID 1つにつき月額315円。一方、下り最大7.2Mbpsの「7.2Mコース」は、月額1000円~4680円(1パケット0.042円)、「21Mコース」は月額1000円~5680円(1パケット0.042円)となる。固定網サービスは契約せず、モバイルサービス単体で利用する場合は、「eoモバイル Wi-Fiスポット」がID 1つにつき月額1575円、「7.2Mコース」は、1台につき月額1000円~4880円、「21Mコース」が1台につき月額1000円~5890円となる。

 あわせてユーティリティソフト「eoモバイル接続ツール」が提供されるほか、3G端末割り引きキャンペーンも実施される。また、オプションの「BBモバイルポイント for eo」は、月額1260円から月額525円へ値下げされる。

法人向けデータ通信サービス「ビジネスモバイル」

 同じく3月1日からは、法人向けサービス「ビジネスモバイル」も提供される。

 公衆無線LANサービス「ビジネスモバイル Wi-Fiスポット」や、3Gデータ通信サービス「ビジネスモバイル 3G」7Mコース/21Mコースがラインナップされる。

 サービス内容は個人向けの「eoモバイル」と同等。料金体系は「eoモバイル」単体契約時と同等となる。

 



(関口 聖)

2010/2/24 17:43