携帯SNSを装ったフィッシングサイトに注意


 フィッシング対策協議会は、携帯サイトを装ったフィッシングサイトへの注意喚起メッセージを公開した。モバゲータウンやmixi、GREE、ixenなどのSNSを装ったメールが届くという。

 フィッシングとは、主に有名サイトサイトなどの正規のメールマガジンなどを装ったメールを無差別に送信し、メールアドレスを取得や暗証番号、パスワードなどを収集する詐欺手口。フィッシング対策協議会では、モバゲータウンやmixi、GREE、ixenといった携帯SNSを装ったフィッシングサイトが確認されている状況を受けて、ユーザーに警戒を呼びかけるメッセージを公開した。

 なお、フィッシングメールでは、ユーザーに対して、キャンペーン応募などのリンクをクリックするよう促す。誤ってアクセスすると、攻撃者にメールアドレスが知られてしまう。

 フィッシング対策協議会では、利用する携帯サイトの正しいドメイン名を確認するよう呼びかけている。正規のドメイン名はモバゲータウンが「mbga.jp」、mixiが「mixi.jp」、GREEが「gree.jp」、ixenが「ixen.jp」となる。同協議会では、上記以外のドメイン名の場合はフィッシングの可能性があるとしており、個人情報やメールアドレスを入力しないよう注意を促している。

 このほか、携帯/PHS事業者の迷惑メール対策機能を活用したり、フィッシングサイトでメール送信してしまった場合はメールアドレスの変更を検討したりすよう案内している。

 

(津田 啓夢)

2010/1/5 18:03