ソフトバンク孫氏、Twitterユーザーに


 ソフトバンクモバイル代表取締役社長の孫正義氏が24日深夜より、米国発のミニブログサービス「Twitter」のユーザーとなり、“つぶやき”はじめた。

 同社広報によれば、今回孫氏がTwitterを始めたのは、2010年にソフトバンクが創業30周年を迎えるため。2009年の株主総会において、「2010年6月の株主総会で、次の30年に向けたビジョンを示す」としており、その“30周年ビジョン”に向け、イントラネットだけではなくインターネット上のツールも用いて、社内外の人々と議論を深めたいという。あわせてソフトバンク社員約2万人もTwitterユーザーになる。

 孫氏本人がつぶやきを書き込んでいるとのことだが、どのようなツール(クライアント)を使っているか、広報では「把握していない」としている。ただ、孫氏のアカウント(@masason)のWebページにはクライアントソフトの名称が記されており、iPhone用アプリでアクセスしているようだ。

 来年6月の株主総会に向けた取り組みではあるが、現時点で期間限定運用と決まっているわけではないという。Twitterを議論の場として活用する考えが示されているものの、孫氏が日常生活をつぶやく可能性もある。

 

(関口 聖)

2009/12/25 17:20